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グリップ型やカプセル型も! PHOTONEXT2022会場で見つけた最新ライティング機材をまるっと紹介

2022年6月7日〜8日にパシフィコ横浜でフォトグラファーズ&フォトビジネスフェア「PHOTONEXT (フォトネクスト) 2022」が開催された。リアルイベントの会場で気になった製品をピックアップして紹介する。

【SAEDA】PhottixのLEDライトとディフューザーを参考展示

会場内で一際目立っていたのが、周りから独立した雰囲気のSAEDAブース。Phottix (フォティックス) とLoupedeck (ループデック) の製品を展示する密度の濃い空間だ。

【PHOTONEXT2022】Phottix

■Phottix Nuada R5 LED Light

参考出品の一つ、丸型のLEDライト「Phottix Nuada R5 LED Light」(左上)。中央の「Phottix Nuada R4II LED Light」よりもひと回り大きい。右は「Phottix Nuada R3II LED Light」。

【PHOTONEXT2022】Phottix

 

やわらかい光の秘密は、LEDのライトを面に配置するのではなく、外周に配置してあること。さらにディフューザーを2枚重ねることで、ソフトな光を作り出している。

【PHOTONEXT2022】Phottix

 

背面には、V-Mountバッテリーを2個装着可能なベースと操作パネルを装備。AC電源も使用可能だ。発売時期や価格は未定。

【PHOTONEXT2022】Phottix

■Phottix G capsule 40

ソフトボックス「Phottix G capsule 40」も参考展示されていた。深いボックスと半円形のディフューザーが特徴的な形状をしている。こちらも発売時期や価格は未定だ。

【PHOTONEXT2022】Phottix

 

各種サイズを揃えているPhottixのソフトボックス。直径40cmは最も小さいサイズになる。

【PHOTONEXT2022】Phottix

■Phottix G capsule 105

ソフトボックス「Phottix G capsule 105」。こちらはボックス部分が浅い直径105cmのもの。

【PHOTONEXT2022】Phottix

 

ボックス中央には、カラーフィルターを装着できるアダプターを取り付けられる。装着はマグネット式だ。

【PHOTONEXT2022】Phottix

 

赤・青・黄・緑のフィルターが同梱される。

【PHOTONEXT2022】Phottix

 

同梱のディフューザーはマジックテープでボックスの前面に装着できる。アンブレラタイプで、ホワイトアンブレラとしても使用できる。

【PHOTONEXT2022】Phottix

 

「Phottix G capsule」シリーズは、16本のフレームできれいな円形をつくるようになっている。1本1本引き起こす必要があるが、ソフトボックスを閉じるにはレバーを引き起こせばいい。

【PHOTONEXT2022】Phottix

【PHOTONEXT2022】Phottix

【アガイ商事】AputureのLEDライト「amaran」シリーズをアピール

プロショップ東映堂のブース内に出展していたアガイ商事は、Aputure (アプチャー) の amaran (アマラン) シリーズの新製品をメインに紹介していた。

【PHOTONEXT2022】Aputure

■Aputure amaran COB 60 シリーズ

小型LEDライト「amaran COB 60」。約11×11×11cmとコンパクトなボディはスペック以上に小さく見える。このサイズで最大出力は65Wだ。

【PHOTONEXT2022】Aputure

 

可愛いディフューザーが同梱される。デイライトモデルの「amaran COB 60d」が26,180円、バイカラーモデルの「amaran COB 60x」が3,0580円 (いずれも税込) で発売中。

【PHOTONEXT2022】Aputure

■Aputure amaran T2c / T4c シリーズ

マルチカラー (RGBWW) LEDを搭載するチューブタイプの「amaran T4c」。4フィート (120cm) あるので、ほぼ全身を照射できる。54,230円 (税込)で発売中だ。

【PHOTONEXT2022】Aputure

 

2フィート (60cm) タイプの「amaran T2c」は、半身を照射できるサイズ。光量だけでなく、色温度や色調の調整が可能で、各種エフェクトも楽しめる。

【PHOTONEXT2022】Aputure

 

発光するチューブの裏面に操作部がある。

【PHOTONEXT2022】Aputure

 

四角い形状のグリップはバッテリーを内蔵する。稼働時間は「T2c」で最長約4時間、「T4c」で最長100分。ACアダプターを接続して使用することもできる。

【PHOTONEXT2022】Aputure

 

各種調整は、アプリ「Sidus Link」で行う。タブレットやスマートフォンやからワイヤレスでコントロールできる。

【PHOTONEXT2022】Aputure

【KPI】ハイパワーのハンディLEDライト「reflex」を参考展示

照明機材であふれていたKPIとケンコートキナーの合同ブース。今回はフィルターや交換レンズなどの展示は少なめだった。

【PHOTONEXT2022】KPI

 

参考出品されていたのは、LIGHT & MOTION (ライトアンドモーション) のハンディ型LEDライト「reflex (リフレックス)」。IP65の防塵防水性能を備え、定常光ライトとして使えるほか瞬間光の発光も可能。ハンドル部分がバッテリーになっており、GODOX (ゴドックス) の送信機でコントロールできる。

【PHOTONEXT2022】KPI

 

バッテリーグリップは交換が可能。AC電源、USB Type-Cから電源供給できるので、グリップを外した状態でも使用できる。

【PHOTONEXT2022】KPI

 

発光部の前面に取り付けるアクセサリー「オプティック」を取り替えることで、照射角を変えることができる。

【PHOTONEXT2022】KPI

 

「オプティック」は照射角12°/ 24°/ 36°の3種類が用意されている。フィルターホルダー付きバーンドア (右) もある。本体は最大6000ルーメンの「reflex」と最大9000ルーメンの「reflex S」の2モデルをラインナップする。「reflex」が140,800円、「reflex S」が184,800円 (いずれも税込) 。発売時期は決まっていない。

【PHOTONEXT2022】KPI