2022年11月16日〜18日の3日間、音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2022」のリアルイベントが千葉県の幕張メッセで開催された。オンラインイベントは、12月23日まで開催中だ。リアル会場の様子をピックアップして紹介しよう。
【シグマ】映画『トップガン マーヴェリック』の撮影に使われたシネレンズを展示
シネレンズをズラリと展示していたシグマブース。ブース奥に設けられたレンズバーでは、スチル用の交換レンズも豊富に用意されていた。
発売が2022年12月2日に決定した富士フイルムXマウント用の「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」。シグマの予想を上回る注文があり、生産が追いつかない状況となっていることがアナウンスされたが、会場ではじっくり試すことができた。
「FUJIFILM X-H2S」に装着した「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」。日常使いにぴったりのコンパクトな標準ズームレンズだ。
重量は285gで、LマウントとソニーEマウントよりも5g軽くなっている。レンズ前面の印字は艶消しで、目立たない仕様になっている。
来場者の関心を集めていたのは、2022年公開の映画『トップガン マーヴェリック』の撮影に使われたレンズの特別展示。
「FF High Speed Prime Line」レンズの特別仕様モデル7本が展示されていた。
映画で使用されたのは、撮影距離をはじめ焦点距離、絞り値などレンズ側の撮影メタデータを表示・記録することが可能な「/i Technology」に対応した試作機。レンズ鏡筒には「/i Technology」対応を示す刻印が施されている。