2022年11月16日〜18日の3日間、音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2022」のリアルイベントが千葉県の幕張メッセで開催された。オンラインイベントは、12月23日まで開催中だ。リアル会場の様子をピックアップして紹介しよう。
【ウエスタンデジタル】小型で高速なサンディスクのポータブルSSD
「可能性を広げるプレミアムグレードのストレージソリューション」をテーマに掲げるウエスタンデジタルのブースでは、SanDisk (サンディスク) ブランドのSSDやHDDなどを展示していた。
ポータブルSSD「SanDisk Extreme / Extreme Pro」にカメラから直接書き込むことができることを紹介。
対応機種はブラックマジックの「Cinema Camera」シリーズ、パナソニック「LUMIX GH6」、シグマ「fp」「fp L」などで、各カメラメーカーのサイトでも紹介されているとのこと。
耐久性に優れたパワフルな「SanDisk Professional PRO-G40 SSD」。3mの落下耐性能、4000ポンドの耐衝撃性能、IP68の防塵/防水性能を備える。Thunderbolt 3とUSB TypeC (3.2 Gen 2) の両方に対応し、最大2700MB/秒の読み出しと1900MB/秒の書き込み速度を維持する (Thunderbolt 3使用時) ということで、来場者の関心も高かった。容量は1TBと2TBの2種類がラインナップされている。
もう一つの注目アイテムは、モジュール型SSD「PRO-BLADE SSD Mag」を装着してポータブルSSDとして活用できる「SanDisk Professional PRO-BLADE TRANSPORT」。USB Type-Cで最大2000MB/秒の読み出しと書き込みが可能。筐体は冷却アルミニウム製のヒートシンクになっており、超高速を維持することができる。
「PRO-BLADE TRANSPORT」に装着する「PRO-BLADE SSD Mag」は、1TB / 2TB / 4TBの3種類をラインナップする。かさばらずに大容量の超高速ポータブルSSDを持ち運べるだけでなく、「PRO-BLADE TRANSPORT」から取り出してデスクトップの「PRO-BLADE STATION」に4台まで装着することも可能。総容量16TBを最大3000MB/秒の速度で同時に使用できる。スタッフはひっきりなしに訪れる来場者の対応に追われていた。