2022年11月16日〜18日の3日間、音と映像と通信のプロフェッショナル展「Inter BEE 2022」のリアルイベントが千葉県の幕張メッセで開催された。オンラインイベントは、12月23日まで開催中だ。リアル会場の様子をピックアップして紹介しよう。
【Aputure】発表ほやほやのテープ型LEDライトを展示
いつもなら、多彩な製品で埋め尽くされているアガイ商事のブースだが、今回はなんだかスッキリしている。
そう思っていたら、通路を挟んだ先のブースには、アガイ商事が国内総代理店となっているAputure (アプチャー) の大きなブースがあった。よく見ると アガイ商事のスタッフもAputureブースで製品の解説をしている。Aputure製品は、アガイ商事のレンタル機材の中でも取り扱いが増えているそうで、商談はアガイ商事のブースで受け付けていた。
スタッフに話を聞くと、今回Aputureではカタログに掲載しているほぼ全ての機材を展示しているということで、照明機材としては最近では珍しく、かなり大規模な展示となっていた。
新製品がないか尋ねると、カウンターの奥から出てきたのはテープ型のLED照明「amaran SM5c (アマラン エスエム ファイブ シー)」。Inter Beeの開催に合わせたかのように、2022年11月17日に発表された新製品だ。価格は16,940円 (税込)、発売時期は未定。
「amaran SM5c」は、クリエイター向けのRGBスマートピクセルLEDストリップライトで、さまざまな色を作り出すことができる。長さは5mで、カウンターにも実物が貼られていた。
切って使ったり複数台繋げて使うこともでき、専用のコントローラーが付属する。クリエイター向けということで、多彩な発光のパターンを選べるが、装飾用という位置付けのため、色温度の調整などはできない。
「amaran SM5c」をコントロールするアプリが無償配布されていて、光量調整や発光間隔、点灯パターンなど、コントローラーよりも細かい調整ができるようになっている。