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AF・AE・手ブレ補正が使える! おすすめ電子マウントアダプター20選

一眼レフ用のAFレンズは、電子マウントアダプターを使ってミラーレスカメラに装着可能。純正レンズのようにAFやAEが使え、ミラーレスシステムへの移行がスムーズにできるアダプターを厳選して紹介しよう。

おすすめ電子マウントアダプター20選

目次

  1. 一眼レフ用レンズがミラーレス機でよみがえる
  2. キヤノンEFマウントレンズ対応のアダプター
  3. ソニーαシリーズ対応のアダプター
  4. ニコンFマウントレンズ対応のアダプター
  5. Lマウントカメラ対応のアダプター
  6. ミラーレス用レンズを他社マウントへ変換
  7. 電子マウントアダプター Q&A

一眼レフ用レンズがミラーレス機でよみがえる

今やレンズ交換式システムカメラの中心はミラーレスだ。特にフルサイズミラーレス機は機種が増えて、注目度が高い。とはいえ、これまで一眼レフを使ってきたユーザーで、すでにミラーレスへ完全に移行した、という人はまだ少ないだろう。「一眼レフのシステムは持っているが、ミラーレスも使いたい」という人が多いのではないだろうか。また「自分が使っているメーカーとは異なるメーカーのミラーレス機に興味がある」という人もいるだろう。

しかしミラーレスのボディを購入しても、レンズまで一気にそろえるのは大変だ。所有している一眼レフ用レンズを生かすのが経済的。また、ミラーレスはまだレンズラインアップが十分ではないメーカーもあるので、豊富な一眼レフ用レンズを活用したいと思っている人も多いはず。そこで登場するのがマウントアダプターだ。

レンズ資産を生かしてミラーレスへスムーズに移行

マウントアダプターといえば、オールドレンズを装着し、ピントはMF、絞りもレンズ側で手動というイメージが強いかもしれない。しかしカメラメーカー純正をはじめ、サードパーティーからも電子接点を装備した電子マウントアダプターが用意されている。すると、デジタル一眼レフで使用していたレンズがミラーレスでも使用可能になる。しかも多くがAFやAE、手ブレ補正などにも連動し、ミラーレス用レンズに変身するのだ。

ここでは、カメラメーカー純正、サードパーティー製、合わせて5種類の電子マウントアダプターを使用して、使い心地や各種機能の連動を確かめてみた。

おすすめ電子マウントアダプター20選
AFやAE、焦点距離などの情報を接点で通信する電子マウント。その先駆けとなったのが、1987年に登場したキヤノンEFマウントだ。電子マウントアダプターにより、異なるカメラとレンズの間で各種情報を通信できる。

主要マウントのフランジバック比較

フランジバックとは、カメラ側のマウントから撮像素子までの距離のことだ。一眼レフにはクリックリターンミラーがあるため40mm以上あるが、ミラーレスはその半分以下と短い。そのため一眼レフ用レンズはミラーレスカメラで使える可能性がある。

一眼レフ ミラーレス
キヤノンEF 44mm キヤノンRF 20mm
ニコンF 46.5mm ニコンZ 16mm
ソニーA 44.5mm ソニーE 18mm
ペンタックスK 45.5mm Lマウント 20mm
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