信頼のRFシステムでどんなシーンも撮り逃さない
万能に使える望遠ズーム! 移動や携行時のラクさが魅力
スポーツ、とりわけバスケのゲームを撮るのに欠かせないのが、「RF70-200mm F2.8 L IS USM」だ。描写性能、AF、手ブレ補正機構、使い勝手など、まさに死角なし。F2.8 ズームとしては小型軽量という点が大いに気に入っている。
解像感もボケ味も納得! 発売時すぐに購入した
小型軽量ながら、描写性能が犠牲になっていない。ズーム全域での画質に満足している。逆光耐性にも優れ「写真表現としてかすかにフレアを入れたいのに」と思うことすらある。
繰り出しズーム採用でコンパクトさが際立つ
収納時の全長は約146mm。繰り出しズームを敬遠するユーザーもいるようだが、個人的には気にならない。3年ほど使用しており、耐久性についても全く問題を感じない。
収納性に優れストレスが格段に減る
「RF70-200mm F2.8 L IS USM」は愛用するスリング型バッグ (フォトクロス10) に、標準、広角ズームとともに縦に収納可能。レンズ交換も、バッグを体に付けたまま素早くできる。
3~4本持ちでも機動力アップ! 軽量なRFレンズの恩恵は大きい
臨機応変に対処するために、スポーツ撮影では基本カメラ3台体制でレンズ交換の手間を省く。「RF70-200mm F2.8 L IS USM」を「EOS R3」にセット。「EOS R5」に「RF15-35mm F2.8 L IS USM」、「EOS R6 Mark II」に「RF24-70mm F2.8 L IS USM」を装着。ここに状況により「RF400mm F2.8 L IS USM」が加わる。
公共交通での移動も考慮してリュック型のバッグを愛用
長時間撮影も多いので、「EOS R5」と「EOS R6 Mark II」にはバッテリーグリップを装着。右の白いフィルターはWBをマニュアルセットするための「エクスポディスク」。機材への余計な振動を防ぎたいのでバッグは背負うようにしている。
自分が納得できれば基本OK。使える機能は積極的に活用する
以前はカメラのAFサーボ特性を使い分けていたが、いろいろと試した結果、バスケにはほぼオートの「Case A」がベストマッチ。また、ふとした拍子にEVFからモニターに表示が切り替わることを避けるため、画面の表示先は「ファインダー固定」に設定している。
高信頼性&高速タイプカードの選択も慎重に
万が一にも撮影画像に問題が起きてほしくない。プロカメラマン仲間の生の声も参考にして、現在はプログレードデジタルのSDカードとCFexpressカードを愛用中だ。
“速報”も大事な公式業務、画像の整理にも工夫を凝らす
チームの公式戦を1日追い続けると、撮影コマ数は3000カットに達することもざら。必要なときにすぐ探せるように撮影日・場所やシーン、選手別でファイル分けしている。
24本が対象! ENJOY RF LENS キャッシュバックキャンペーン ―EOS Rシステム“5周年”感謝祭―
EOS Rシステムが5周年を迎えたことを記念して、最大20,000円分をキャッシュバックするENJOY RF LENS キャッシュバックキャンペーン ―EOS Rシステム“5周年”感謝祭―」開催中! 対象製品は、RFレンズ22本とエクステンダー2本。キャンペーン期間中に対象製品を購入して応募した全員に、機種に応じて最大20,000円分のVISAギフトカードがプレゼントされる。対象購入期間は2023年10月10日まで。
中西祐介 (なかにし ゆうすけ)
1979年生まれ。2018年よりフリーランス。スポーツ全般を主な被写体として、オリンピックは北京2008から東京2020までの4大会を取材。アスリートたちの喜怒哀楽をクールに浮き彫りにする作風に定評がある。卓球 ノジマTリーグ「日本ペイントマレッツ」、プロバスケットボール B.LEAGUE「ファイティングイーグルス名古屋」の公式撮影も担う。
→ WEBサイト
B.LEAGUE 2022-23シーズン ファイティングイーグルス名古屋
〈取材〉金子嘉伸 〈取材撮影〉我妻慶一