これが英国流! 日本のカメラショーとはココが違う
■販売店では中古の買い取りも
会場にはメーカーブースだけでなく、いくつもの販売店が出展していた。気になるカメラやレンズをメーカーブースで試したあと、隣のブースですぐに購入できるというわけだ。また、販売店は中古の買い取りをしていたのも日本と大きく違う点だ。持ってきたカメラやレンズを下取りに出して、最新機種に買い替えて帰るということもできてしまう。中古もどんどん売れていくので、下取り後すぐにショーケースに並べられているものもあった。
■休憩コーナーが充実
休憩コーナーの充実ぶりがすごい。平日にも関わらず、街中のカフェのような賑わいをみせていた。とにかく年配の来場者が多い。そしてみんな元気だ。
■女性の来場者が多数
女性の来場者が多いというのも特徴の一つ。夫婦や友達と一緒に来ている人ばかりでなく、1人でセミナーに参加したり、カメラを購入している人もよく見かけた。イギリスは、女性のカメラ人口も少なくないようだ。
■ツアー会社や自然保護団体もブース出展
ツアー会社も出展していたが、野生動物への関心が高いお国柄ということなのか、サファリツアーやネイチャーフォトツアーが多い。アジアでよく見るブライダルの前撮りツアーのようなものは見かけない。WWFなど自然保護団体もブースを出展していたのが印象的だった。
■撮影モデルはワンコ!
動物好きの国民性を反映してか、撮影デモの被写体は女性よりも犬が多かった。訓練された犬たちは、大勢の人に囲まれていてもおとなしく、ちゃんとポーズをとっていたのがすごい。
■最終日のセールが人気
販売店では、最終日には会場価格からさらに値下げして販売するのが恒例になっている。価格表も書き換えられていた。それを目当てに来る人もいるようで、最終日が平日でも、あまり来場者が減った印象はなかった。私も勢いでカメラを買ってしまおうかと思ったが、円安のため、計算してみると日本で買ったほうが安いので踏みとどまった。