ソニーの「VLOGCAM ZV-E10」を片手に、カメラを勉強中の元・気象キャスター 大島璃音さん。彼女がファインダー越しに覗くのは、仕事での一コマや風景、それに何気ない日常。そんな大島さんの1か月を写真とともにお届けするフォトダイアリー連載。今回と次回の2回に分けて、2026年の上半期を振り返ります。まずは前編から。

桜撮影で望遠レンズの奥深さを実感!
3月某日 : 河津町
CAPAさんのご厚意で望遠レンズをお借りしたこともあり、春先はたくさん桜を撮影しました。向かった場所は、都内や伊豆の河津町。しかもこれが、ちょっと自画自賛したいぐらい上手に撮れたんです! (笑)
望遠レンズを使ってみて発見したのが、画角の幅が広がるということ。「いや、そのためのモノなんだから当たり前でしょ」と言われそうですが (苦笑)、自分の目に見えているものとは違った形で風景を切り取れるのがものすごく楽しくて。これはちょっとハマっちゃいそうだなと思い、最近はどんな種類の望遠レンズがあるのかをさっそく調べています。

河津町の河津桜は、母と一緒に撮りに行きました。平日でもやはり人の数がすごくて、電車も混雑していましたね。本当は車で行ければよかったのですが、さすがに河津町まで運転する自信がなく、母に申し訳ないと思いながらの電車移動でした。

この日は天気が崩れることはなかったのですが、日差しが出たり、急に曇ったりと、なかなか安定せず、その分、撮影をする際の光の加減が難しかったです。それに、望遠レンズは便利ではあるのですが、手ブレに気を取られたり、ピントを合わせるのが大変だということもよくわかりました。
お花や空の風景だとまだいいのですが、木に止まっている鳥は細かく動いたりするので、瞬時にピントを合わせるのが本当に難しくて。あと、身をもってわかったことが、ずっと構えていると、レンズの重さでどんどん手が下がっていく (笑)。そこはまだまだ経験が足りないところですね。

ひなまつりの思い出は…… ほとんどゼロです (笑)
3月某日 : ひなまつり
3月に姪が家に遊びに来たので、ひなまつりをイメージした料理を作ってみました。盛り付けもちょっと頑張ってデパ地下風に飾ってみたのですが、姪はまだ小さくてよくわかっていなかったみたいで、それほどテンションも上がっていない様子でした (苦笑)。

幼い頃は、私が生魚が苦手だったこともあり、ひなまつりにちらし寿司を食べた思い出がないんです。代わりに、ショートケーキを用意してもらうことが多かったですね。母や姉は海鮮が大好きなので、ちらし寿司は大人たちで楽しんで食べていて。今では私も食べられるものが増えたので、そんなところに自分の成長を感じています (笑)。
昨年もひなまつりにちらし寿司を作ったのですが、それに比べると出来栄えがかなり上達していて、料理の腕の成長も感じられました。それに、その頃からいろんなお皿や型抜きなどを集めることにもハマり始めていて。今回、大根や人参を大小さまざまな桜の型で抜いて飾りつけたことで、さらにかわいく仕上げることができました! 型抜きたちも、ようやく日の目を見ることができて良かったです (笑)。
ショートケーキといえば、姉と私、それに当時飼っていたヨークシャーテリアのモモちゃんが、ひなまつりのショートケーキと一緒に写っている写真が残っています。両親は私たちの幼少期の様子をたくさん撮ってくれていて。特に、姉のひなまつりの様子はアルバムの中にきれいに整理されていて、「これからも健やかに育ってね」といったメッセージまで書かれていたりするんです。それを読むと両親の愛情の深さに涙が出そうになります。
ただ、なぜか私の写真はそのアルバムの中にほとんどなくて。箱の中に束になった状態でネガと一緒にしまわれていたりします (笑)。第一子と第二子の差を感じますね… (苦笑)。でも、保管方法に差はあれど、撮ってもらった写真を見ると、親がたくさん目を向けて見守ってくれていたことを強く感じます。
今年のひなまつりでもたくさん写真を撮ったので、いつか姪が大きくなったときに、幼い頃の自分の写真を見てもらいたいです。そうやって、一緒に写真を眺めながら思い出を話せる日を楽しみに、これからもたくさん写真を撮っていきたいと思います。そして、一枚一枚「これは叔母が撮ったんだよ!」とアピールして (笑)、愛されていることを感じてくれたら嬉しいですね。
F1開幕戦はパブリックビューイングで!
3月某日 : F1オーストラリア開幕戦イベント
3月にF1が開幕し、その第1戦のパブリックビューイングイベントに、トークショーのゲストとして呼んでいただきました。F1ファンにとっては待ちわびた開幕戦ですし、今シーズンからレギュレーションが大きく変わったため、チームの勢力図やレースの展開がまったく読めないという意味でもドキドキの初戦でした。
会場には本当に多くの方が集まり、同じ趣味を持つ人たちと一緒にレースを観るという環境は、それだけで気持ちも高まりました。トークショーは、レース中継の前後にステージで行なったのですが、大好きなことについてお話しできるのでまったく緊張することなく、楽しい時間を過ごすことができました。

また、当日はパブリックビューイングだけでなく、F1マシンが展示されていたり、シミュレーターが置いてあったりと、いろんなイベントが用意されていたんです。私もいくつか体験し、同行していた父にたくさん写真を撮ってもらいました。でも、なぜかどれもピントが甘くて。私が自分で撮る写真はそこまでボヤけることがないのに、もはや謎です (笑)。
Instagramに投稿した写真を見た方から、たまに「顔がぼんやりしてるのはどうしてですか?」というDMをいただくんです。これは特別なフィルターを入れたり、加工をしているわけではなく、単純に父のピントが甘いだけだということを、この場を借りてお伝えしておきます (笑)。

空冷ポルシェ愛に包まれてきました
3月某日 : LUFT TOKYO
3月中旬、空冷ポルシェが集まるイベント「LUFT TOKYO」に行ってきました。元々は行く予定ではなかったのですが、その日は朝からすごくいいお天気で。それに、SNSで会場の様子の投稿を見ていたら、居ても立ってもいられなくなってしまったんです。
実は、前々から父に「行かないの?」って誘われていたのに、「別にいいかなぁ」って断っていたんですね。それもあって、「なんで今になって言うのよ!?」と怒られながら、2人で急いで出かけました (笑)。

会場は、2025年に廃線になった東京高速道路KK線の跡地。偶然にも、そのKK線を特集していた番組をテレビで見ていたこともあり、車だけでなく、場所自体にもすごく興味があったんです。銀座の街並みを首都高の高さからじっくり見られる機会ってそうそうないので、その意味でも貴重な体験でした。

約200台の空冷ポルシェが集まっている光景はやはり圧巻でした! 最近少しずつSNSでも披露していますが、私の愛車も同じ空冷ポルシェなんです。ただ、会場で自分好みにカスタマイズしている皆さんのポルシェを見ていたら、「私はちょっときれいに乗りすぎてるかも…」と少しだけ引け目を感じたりもしました。
それに、私が乗っている車種は空冷ポルシェの中でも最後の型なんです。それもものすごく気に入っているんですが、「もっと古い歴代の車もいいなぁ」とあらためて思いました。…もちろん、思っているだけで、さすがに手は出せません (笑)。

- 大島璃音 (Rinon Ohshima)
- 1999年3月19日生まれ。東京都出身。2024年まで「ウェザーニュースLiVE」の気象キャスターとして活躍。趣味は料理・旅行・F1観戦。
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