念願の有田陶器市へ! 波乱の旅でした
4月某日 : 有田陶器市
ゴールデンウィークに、初めて佐賀へ行きました。料理を作るようになってからお皿集めが趣味になり、佐賀県で開催されている有田焼の陶器市にどうしても一度行ってみたかったんです。大島家ではお皿のセレクトの実権をずっと母が握っていて、その多くが同じブランドの白いお皿で統一されているんですね。でも、それだけでは味気ないなと思い始めて。
それで、私がいろいろな柄の陶器に料理を盛り付けてみたところ、母もちょっとずつ規制を緩和してくれるようになり (笑)。今回の陶器市も「こんなにもすてきなお皿がたくさんあるんだよ! 行ってみたくない!?」と時間をかけてプレゼンし、無事に母も一緒に行ってくれることになりました。

自分で言うのもなんですが、旅行の計画は完璧でした。なのに、佐賀に着いてからは想像を絶する過酷な旅になってしまいました (笑)。事前に現地までのルートを調べ、しっかりとホテルも予約して、抜かりないプランで臨んだんです。でも、実際に現地へ行って初めて分かることがたくさんあって。
まず、佐賀空港から佐賀駅までのバスの本数が少ない。なんとか無事に乗れたものの、佐賀駅から目的の駅に行くまでの電車も、1時間に1本程度しか走っていなかったんです。こうした、乗り換えのことまで頭に入っていなかったことがすべての元凶でした (笑)。
その結果、当初の予定では、ホテルに荷物を置いてから陶器市へ行こうと思っていたのですが、そんな余裕がないことがわかり、急遽、手荷物預かりをしているお店に預けることにしたりして。それ以外にも、目的の一つでもあったご飯屋さんで食事ができたのはいいんですけど、また電車の本数が少ないことを思い出してバタバタと慌てたり。電車が遅れたことで荷物を預けたお店の閉店時間に間に合わなくなりそうになったり……。旅の初日だというのに、体力的にも精神的にもヘロヘロになってしまいました (笑)。

でも、そうした苦労が報われるほど陶器市は素晴らしいものでした。窯元さんから直接、お皿作りの想いをうかがえたり、実は有田焼と伊万里焼は出荷する港が違うだけで、実質的に同じものだったということを教えてもらったり。何より、古くから続いている伝統や文化に直接触れることができたのが嬉しかったです。お土産用の陶器も、「どこかの業者さんですか?」というぐらい買いました。当然ながら、帰りの荷物がものすごく重くなって、何かの修行かと思いましたけど (笑)。
