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まさに最強スナップシューターの予感!来春発売の「RICOH GR III」試作機に触ってきた

リコーイメージングスクエア新宿で2018年12月5日(水)から始まった特別企画展「GR T-snaps展」。そのオープニングパーティーを兼ねるかたちで、前日夜に「GR NIGHT」と題したイベントが写真家、メディアを集めて開催された。

 

GR T-snaps展

 

ギャラリー内には計27名の写真家が歴代のGRで撮影した写真をプリントしたTシャツが額装されて飾られたほか、9月のフォトキナ2018で発表され話題となった「RICOH GR III」も並べられ、実際に手に取って試すことができたので、その印象をレポートしよう。

RICOH GR III
 

現行の「GR II」より横幅が一回り小さくなり、あわせて背面の液晶パネルが大型化されるなど、ずいぶんと見た目がスッキリと変わった。これまで以上にワイシャツのポケットへの収まりが良くなっているのが見た目でもわかるほどだ。

RICOH GR III

左から、GR(2013年5月発売)、GR III、GR DIGITAL(2005年10月発売)。右端の初代GR DIGITALは、有効813万画素 1/1.8型CCDセンサー搭載。GR IIIは、面積比で約10倍の有効約2424万画素 APS-CサイズCMOSセンサーを搭載するが、見た目はさほど変わりないように見える。
 

RICOH GR III

GR III(手前)とGR(奥)を重ねて前面から比べてみると、幅が小さくなっていることがわかる(−約7.6mm)。内蔵フラッシュが廃止され、上面のデザインもスッキリした。
 

 

また、背面モニターにタッチパネルを採用し、さらにグリップ部分のアップダウンボタンを廃止して背面にホイール式の操作部を導入するなど、従来の操作系から大きく変更されている。

RICOH GR III
 

実際に触ってみると操作性は良好で、像面位相差方式とコントラスト方式のハイブリッドAFになったこともあって、合焦までのスピードが大幅にアップ。迷うことなく“スッ”と被写体を捉えるスマートなAFで、「最強のスナップシューター」の称号に恥じない機動力を身につけていることがわかった。ちなみに外部インターフェースはUSB Type-Cとなり、USB充電にも対応するという。

RICOH GR III
 

発売については「2019年春」ということで従来アナウンスされていた時期と変わらないが、さらに完成度を高めて正式発表される日を楽しみに待ちたい。
 

 

歴代RICOH GR

会場には、フォトキナ2018でのブースと同じように、フィルム時代からの歴代GRが展示されていた。
 

 

GR T-snaps展

■「GR T-snaps 展」は2018年12月17日(月)まで開催中!
https://getnavi.jp/capa/pickup/181205gr/