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【イルミネーション変わり種撮影術①】ボケの形を変えて雰囲気アップ!

いつも使っている機材や機能の使い方を少し変えてみたり、普段はあまり使わないアイテムを使ったりして、ひと味違ったイルミネーションを撮ってみよう。単調で撮りづらいイルミネーションも容易に仕上がりが変わるのが面白い。

 

 

ボケの形を変える!

ハート、星などの型紙を使用する

いろいろな形の穴を開けた厚紙をレンズ前にかざし、イルミネーションの前ボケを入れて撮ると、その開けた穴と同じ形の前ボケができる。手作りで簡単に面白い前ボケが作れるので、いろいろな形の穴で楽しんでみよう。コツは前ボケを大きくすることだ。

 

今回はフィルターホルダーの大きさに切った厚紙を使用。いろいろな形にくり抜けるパンチを使い、厚紙に穴を開ける。ボケの形は上下逆に写るので、レンズの前に装着するときは逆さまにセットする。
 

ハート形の前ボケをイルミネーションに重ねてクリスマスの雰囲気を倍増

400ミリ相当の超望遠レンズを使って撮影。まずは大きな大きな前ボケが入る場所と、構図をしっかり決める。そこに型紙を逆さに装着すれば、丸いボケがハート形に!

400ミリ相当 絞り優先オート(F5.6 1/13 秒) + 0.7 補正 ISO16000 WB:太陽光

 

 

F11で撮影。穴の開いた厚紙を付けなければ、このように写る。厚紙に開けた穴=絞り羽根の穴の大きさなので、ここで使った厚紙の穴の大きさはF11相当であったことがわかる。F11と絞られた状態なので、ISO16000まで上げて、1/13秒で撮影した。