価格改定前の駆け込み特需でランクインか？【交換レンズ売れ筋ランキング（1月上期）】

ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」1月上期ランキング

2019年1年間では、カメラボディの販売状況にほぼほぼ比例した結果となったデジタル一眼カメラ用交換レンズランキング。2020年もこうした傾向は変わらないと思われるが、年初となる今回は「価格改定前の特需で唐突にランクインした?」と思われるレンズが現れた。3位オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 1.4倍テレコンバーターキットだ。

オリンパスは昨年11月末、原材料費の上昇等を理由に2020年2月1日よりレンズ10製品を価格改定する旨を発表していたが、このレンズはそのうちの1本。具体的には208,000円から228,750円へと約2万円の価格上昇となる。ヨドバシ.comでも『こちらの商品は、2020年2月1日(土)にメーカー希望小売価格改訂があります。価格改定前のご注文をおすすめいたします』と表示されており、駆け込み注文が続いていると思われる。

オリンパスからはもう1本、5位にM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROもランクイン。こちらも価格改定対象でぴったり2万円が上乗せされるのだが、こちらは当ランキングに度々入ってくるお馴染みさんなので、価格改定だけがランクインの理由とも言えないだろう。

さて、1位2位は昨年の年間ランキングと同じ顔ぶれで1位がソニーの標準ズームFE 24-105mm F4 G OSS、2位がタムロンの標準ズーム28-75mm F2.8 Di III RXD(ソニーEマウント)。4位にも年間ランキング3位ニコンの望遠ズームAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRがランクインした。

6位は昨年12月下期ランキングで発売直後に1位となったシグマの標準ズーム24-70mm F2.8 DG DN（Art）SE(ソニーEマウント)が引き続き好調。7位は年間ランキング6位のソニー標準ズームFE 24-70mm F2.8 GM。8位には今回唯一の単焦点レンズ、富士フイルムのXF35mmF1.4 Rが入った。9位は年間8位だったニコンのミラーレス用広角ズームNIKKOR Z 14-30mm F/4 S、10位にはソニーの望遠ズームFE 70-200mm F2.8 GM OSSが入った。

データ集計期間 2020年1月1日～2020年1月15日

ショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」及びヨドバシカメラ全国23店舗での、売れ筋ランキングを発表する「ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン」。「デジタル一眼カメラ（一眼レフ+ミラーレス一眼）」「コンパクトデジタルカメラ」「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」3カテゴリーでの販売状況を、毎月上期と下期の2回に分けてお届けします。

協力株式会社ヨドバシカメラ https://www.yodobashi.com/