OMデジタルソリューションズが、超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」の開発において、2021年度日本写真学会「技術賞」を受賞。2021年7月2日にオンラインで授賞式が開催されました。
日本写真学会「技術賞」は、写真および関連する分野において技術的に顕著な業績を挙げた会員に贈られる賞。「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」の強力な手ブレ補正技術と、2倍テレコンバーターとの組み合わせにより手持ちで最大2000mm相当の超望遠撮影可能にしたこと、超望遠レンズの概念を覆し、超望遠からマクロまで圧倒的な撮影領域を実現している点などが評価されました。
2021年度日本写真学会「技術賞」受賞者
- 村山恭二さん (OMデジタルソリューションズ 開発部門 製品開発)
- 細谷剛さん (OMデジタルソリューションズ 開発部門 光学開発)
- 田嶋智之さん (OMデジタルソリューションズ 開発部門 ELシステム)
「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」は、マイクロフォーサーズマウントの超望遠ズームレンズ。1.25倍テレコンバーターを内蔵し、35mm判換算300〜1000mm相当をカバーします。さらに、別売の2倍テレコンバーターと組み合わせれば、焦点距離は最大2000mm相当に。最大8段の「5軸シンクロ手ぶれ補正」により、手持ちでの超望遠撮影が可能です。内蔵テレコンバーター使用時は最大撮影倍率0.71倍の本格的なテレマクロ撮影も楽しめます。詳しくはこちら。
https://getnavi.jp/capa/news/352219/
2021年度日本写真学会の技術賞は、富士フイルムもラージフォーマットミラーレスカメラに搭載されている機能「ピクセルシフトマルチショット」の開発において3名 (田中康一さん、楠本修也さん、水澤哲也さん) が受賞しています。
https://getnavi.jp/capa/news/362902/
〈文〉佐藤陽子