OMデジタルソリューションズは、「M.ZUIKO DIGITAL」レンズロードマップを2021年9月9日に更新。小型大口径単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」と小型望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」の開発を発表した。
どちらのレンズも高い光学性能に防塵防滴性能と堅牢性を備え、小型軽量でありながら優れた解像性能を持つ「M.ZUIKO PRO」シリーズのレンズだ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
35mm判換算40mm相当の大口径単焦点レンズで、34mm相当の「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」と50mm相当の「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」の間を埋めるものとなる。マイクロフォーサーズシステムではパナソニック「LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.」があるが、オリンパスとしては初となる焦点距離だ。
17mm、25mm、45mmの「M.ZUIKO PRO」シリーズ単焦点レンズが開放値F1.2なのに対し、「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」は開放値がF1.4。あえてF1.4にすることで小型化を重視したものになりそうだ。発売時期や詳細のスペックは未定。今後の情報に注目したい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO
35mm判換算80〜300mm相当の望遠ズームレンズ。同じ焦点距離のレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」(2014年11月発売) があるが、開放値がF4.0となることから、よりコンパクトで機動性の高い望遠ズームになりそうだ。発売時期や詳細のスペックは未定だ。