リコーイメージングは、2022年1月20日に発表した新事業体制への取り組みの第一弾として、「PENTAX共創プロジェクト (PENTAX Co-Creation Project)」を国内でスタートさせることを2022年3月1日に発表した。
リコーイメージングスクエアを改編
■情報発信の新拠点をオープン、現在のギャラリーとショールームは終了
デジタルでの情報発信の機能を強化する一環として、ショールーム、サービス拠点の見直しを行う。情報発信の場としての機能を加えた、修理受付窓口としても活用できる新拠点を東京に新規オープンする予定だ。時期は2022年の夏頃となる。なお、現在のリコーイメージングスクエア東京・大阪は、ギャラリーとショールームの営業を2022年3月28日をもって終了する。
■修理受付窓口は当面継続
リコーイメージングスクエア東京・大阪の修理受付窓口は、2022年5月末頃までは現在の場所で対応。詳細な日程については後日案内するとのこと。リコーイメージング修理係 (東日本・中部・西日本・九州) の修理受付窓口に変更はなく、最寄りの修理係に持ち込むか、ピックアップリペアサービスが利用できる。
■リコーフォトアカデミーはオンラインと別会場で開講
リコーイメージングスクエア東京・大阪の改編に伴い、リコーイメージングスクエアで開講していた「リコーフォトアカデミー」は、オンラインか会場をほかの場所に移して継続される。
イベントの頻度を増やして定期開催
これまで不定期開催だった「PENTAXファンミーティング」や体験イベントを定期的に開催することを目指していく。また、PENTAX製品の体験会やリアルイベントの開催地域を拡大し、頻度も増やす予定だ。
オンラインストアを拡充
2022年4月1日には、公式オンラインストアに加えAmazon、楽天市場、PayPayモールの各ショッピングモールへの出店を予定している。現行のPENTAX製品に加え、直販限定品の販売も検討しているとのこと。
ユーザーの要望に応えるモデルをクラウドファンディングで提供
「工房的ものづくり」の第一弾として、「PENTAX ミーティング オンライン 2021」(2021年11月27日開催) のアンケートで一番人気を集めたモデル案の製品化をクラウドファンディングで目指す。
リコーイメージングスクエア東京・大阪のギャラリーとショールームが閉鎖になるのは残念だが、イベントの定期開催やクラウドファンディングでの製品化など、ユーザーとして楽しみな点も多い「PENTAX共創プロジェクト」。今後どんな情報が届けられるのか注目していきたい。
なお、「GR」に関してもさまざまな取り組みを企画中とのこと。また、これまでリコーイメージングが行っていた360°カメラ「RICOH THETA」シリーズの日本国内での取り扱いは2022年3月31日で終了となるが、リコーは販売を継続する。いずれも詳細に関しては決定次第アナウンスされる。