ワットマンカメラは、神奈川県を中心に国内55店舗、海外5店舗を運営する総合リユースショップ「ワットマン」の、カメラと光学製品を扱う専門店だ。2021年7月にオープンし、約1年で地元のカメラファンを中心に常連客も増えている。
好立地で入りやすい、総合リユース店が展開する中古カメラ専門店
「学生さんから70代の方まで、幅広いお客様がいらしています。女性も増えていますよ」とワットマンカメラの関野店長。横浜駅に直結なので、会社や学校帰りに寄りやすい。また落ち着いた雰囲気で、中古カメラ店に馴染んでいない人が入りやすいのも魅力だ。
カメラ&レンズのほか、中古の三脚やカメラバッグなども取り扱う
落ち着いた雰囲気で女性も入りやすい店内。カメラやレンズ以外にも、三脚やカメラバッグの中古も豊富だ。カメラを購入する際に、ショッピングバッグ代わりに安価なカメラバッグを一緒に購入した人もいたそうだ。
光学製品なら何でも買い取り中! 古くても壊れていても無料で査定
扱うカメラはクラシックからデジタルまで。ワットマンはグループ全体で買い取りが強く、ワットマンカメラでも在庫のほとんどが買い取ったものだという。完動品でなくても買い取るため、ジャンクとして並ぶカメラやレンズも多い。
ジャンクの中でも状態の良いものはショーケースに置かれ、値札には不良個所などのコメントが書かれている。そのため、部品取り用や不良個所を納得して使う人に好評だ。
「中古品はしっかり動作確認して当店保証書も付けていますので、初めての方でもご安心ください」
中古カメラの品揃えはフィルム約6割、デジタル4割
フィルムは70~80年代のMF一眼レフが多い。デジタルはミラーレスの人気が高い。特に「キヤノン EOS R6」や「シグマ fp L」は、在庫があればすぐ売れてしまうそうだ。ソニーや富士フイルムのミラーレスも根強い。
ショーケースと陳列棚、程度や種類が豊富なジャンクコーナー
ずらりと並ぶジャンクカメラ。状態の良いジャンク品はショーケースに。ジャンクとはいえ、どれも雑にはせず、通常の商品と同じように大切に扱っている。
オールドコンデジの人気が急上昇中!
そして最近注目されているのが、500万画素前後の「オールドコンパクトデジタル」だ。フィルム価格の高騰により、安価に古いカメラを楽しみたい若い人に人気が急上昇中。これからオールドデジタルが一大ブームになる可能性も大いにある。
アクセスが便利で豊富な在庫を持つワットマンカメラ。これまで中古カメラ店にはあまり足を運ばなかった人に特にイチオシのショップだ。
流行の兆し「オールドデジタル」
注目されているのが、古いコンパクトデジタルカメラ「オールドデジタル」だ。高価格になったフィルムの代わりに購入する人が増えている。「ニコン COOLPIX S10」などスイバル式は特に人気で、価格が上昇している。
店長のおすすめはコレ!
ペンタックス Ultra-Achromatic-Takumar 300mm F5.6
1968年に製造された、人工蛍石を使用した望遠レンズ。製造数が非常に少ないが、これはモノコートでさらに数が少ない珍品中の珍品。状態もとても良く、オリジナルのレンズキャップも付属する。価格は349,800円 (税込)。
見つけた! 藤井カメラマンの気になる商品
ニコン Df
ニコンの一眼レフらしいデザインが魅力。非AIレンズが装着でき、ファインダーの視認性も高く、オールドニッコールレンズを楽しむカメラとしてもオススメできる。キズやスレは少なく、元箱付きで153,780円 (税込)。
※掲載した商品や価格は取材時のものです。
ワットマンカメラ マルイシティ横浜カメラ買取センター
住所 神奈川県横浜市西区高島2-19-12 マルイシティ横浜6F
営業時間 10:30~20:30
定休日 マルイシティ横浜の休館日に準ずる
TEL 045-577-0730
アクセス JR横浜駅より徒歩5分
URL https://wattmann.jp/lp/camera/