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臨場感がスゴい!キヤノンの超高精細8Kカメラが捉えた映像をご覧あれ

キヤノンは宮崎県と協働で、宮崎県への観光促進と美しい自然や文化の伝承を目的としたプロジェクトとして、超高精細8K映像「Roots of Japan~神話の源流 みやざき~」を制作した。「神話の源流」をテーマとして、高千穂の神社や夜神楽、天安河原、日之影町の酒蔵などが撮影されている。

 

Roots of Japan~神話の源流 みやざき~

 

キヤノンは、独自の光学・画像処理技術により、カメラ、レンズ、ディスプレイなど入力から出力まで幅広い8K機材の開発に取り組んでいる。撮影で使用したキヤノンの8Kカメラは、独自開発の8Kセンサーを搭載。2Kの約16倍の解像度である8192×4320画素を持ち、超高精細かつハイダイナミックレンジ、広色域の撮影に対応する。あたかも実物が目の前にあるかのような質感、空気感、臨場感を表現することが可能だ。

レンズは、映画製作機器「CINEMA EOS SYSTEM」向けに開発された「EFシネマレンズ」を使用。「EFシネマレンズ」は、動画撮影に特化したレンズで、広角から望遠まで豊富なラインナップがある。

 

Roots of Japan~神話の源流 みやざき~撮影風景

▲撮影風景

 

 
撮影を担当した株式会社フルスコアの代表取締役 嶋田一郎さんは、
「曇りと雨天続きの撮影となったが、霧雨の天安河原や天岩戸から滴るしずくのしっとりとした情緒、神々しい雲海など、宮崎の多彩な表情を存分に表現できた。キヤノンの8K機材は、圧倒的な解像度はもちろん、HDRや色みの表現力の高さが優れている。既存の4K機材のワークフローの延長で容易に運用できる点も魅力だ」
と語る。

 

Roots of Japan~神話の源流 みやざき~撮影風景

▲撮影風景

 

 
今回制作された超高精細8K映像「Roots of Japan~神話の源流 みやざき~」は、パシフィコ横浜で2019年2月28日(木)~3月3日(日)に開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2019」にて、4K画質で鑑賞することができる。さらに、宮崎県のアンテナショップ「新宿みやざき館KONNE」(東京・新宿)の屋外LEDビジョン「宮崎ひなたビジョン」でも、2K画質で鑑賞可能だ。宮崎県の魅力を余すことなく伝える美しい映像をぜひ堪能してほしい。

 

■Roots of Japan~神話の源流 みやざき~」

※映像を再生するデバイスによって表示される画質が異なります。
 

 
〈文〉佐藤陽子