キヤノンのレンズ交換式カメラEOSシリーズ用交換レンズが、2018年12月19日に累計生産本数1億4千万本を達成した。
キヤノンは、フィルム一眼レフカメラ「EOS」シリーズ用の交換レンズとして、1987年に「EFレンズ」の生産を開始。2014年4月には、カメラ用交換レンズの累計生産本数において世界で初めて累計生産本数1億本を達成している。今回、本数が1億4千万本に達したことで、累計生産本数の世界最多記録を更新した。2017年10月に1億3千万本を達成して以来、約1年2か月ぶりの記録更新となった。
キヤノンEOSシリーズの交換レンズは、一眼レフカメラ用のEF/EF-Sレンズ、フルサイズミラーレスカメラ用のRFレンズ、APS-Cミラーレスカメラ用のEF-Mレンズ、映像用のEFシネマレンズなどをラインナップしている。1億4千万本目の生産となったのは、フルサイズミラーレスカメラ用の「RF28-70mm F2 L USM」だ。
キヤノンは現在、RFレンズ6本を開発中。2019年中の発売を目指している。
▲CP+2019に参考出展された開発中レンズ6本のモックアップ。上段左から、望遠ズーム「RF70-200mm F2.8 L IS USM」、広角ズーム「RF15-35mm F2.8 L IS USM」、標準ズーム「RF24-70mm F2.8 L IS USM」、大口径中望遠「RF85mm F1.2 L USM」と「RF85mm F1.2 L USM DS」、高倍率ズーム「RF24-240mm F4-6.3 IS USM」。