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ワイヤレス発光用のストロボを買うなら「ランダムマウント」がお得

ニッシンジャパンは、発売中のストロボ「スピードライト i60A」と「スピードライト Di700A」に、電波式TTLスレーブでの使用に限定した「ランダムマウント」を追加し、2019年7月19日に発売した。ニッシンデジタル・ダイレクトYahoo店およびAmazon店限定販売で、価格は「i60A ランダムマウント」が28,800円、「Di700A ランダムマウント」が19,450円(いずれも税別)。

スピードライトi60A/Di700A

「ランダムマウント」は、「i60A」(上の写真左)および「Di700A」(写真右)を電波式TTLスレーブ(同時発光)としてのみで使用するため、マウントはどのメーカーのものでも構わないというユーザーに向けた製品のこと。

「i60A」「Di700A」は、いずれもニッシン独自の電波式ワイヤレス通信システム「NAS」に対応しており、ストロボを電波式TTLスレーブ(同時発光)として使用する場合、NASコマンダー(Air10sなど)がカメラに装着されていれば、ワイヤレス発光させることができる。つまり、ストロボ自体はどのマウントであっても使用できるということだ。

 
「i60A ランダムマウント」はキヤノン用 / ニコン用 / 富士フイルム用 / オリンパス・パナソニック(フォーサーズ)用、「Di700A ランダムマウント」はキヤノン用 / ニコン用のいずれか1台が入っている。購入時に特定のマウントを指定・希望することや、購入後のマウント変更(交換・改造)はできないが、そのかわり通常よりも安価な価格設定になっている。

<ニッシンデジタル・ダイレクト価格>

  • i60A
    通常製品 32,000円(税別)
    ランダムマウント 28,800円(税別)
  • Di700A
    通常製品 23,000円(税別)
    ランダムマウント 19,450円(税別)

 
「i60A」および「Di700A」をオンカメラまたは光学式TTLスレーブとしても使用したいという場合は、「ランダムマウント」ではなく、手持ちのカメラのマウントと合わせた製品を購入しよう。

 

スピードライトi60A

▲「i60A」は、小型ながら最大ガイドナンバー60の大光量ストロボ。NASコマンダー「Air10s」からの遠隔操作により、カメラから離しての発光や光量調整、ズーム機構によるストロボ照射角の変更など各種設定を行うことができる。

 

スピードライトDi700A

▲「Di700A」は、最大ガイドナンバー54のストロボ。直感で操作できるダイヤル式操作ボタンとシンプルなカラーディスプレイにより、素早く確実な操作ができる。こちらも「Air10s」対応。

 

 
〈文〉佐藤陽子