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キヤノンRFレンズ大三元がついに! 大口径標準ズーム「RF24-70mm F2.8 L IS USM」

キヤノンは、フルサイズミラーレスカメラ「EOS R」シリーズに対応したRFレンズ「RF24-70mm F2.8 L IS USM」を2019年9月下旬に発売する。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ直販価格は275,000円(税別)。フード、ケースが付属する。

<2019.9.24> 発売日が2019年9月27日に決定した。

RF24-70mm F2.8 L IS USM

2月に開発発表されたRFマウント大三元レンズの中の1本。

 

「RF24-70mm F2.8 L IS USM」は、ズーム全域で開放値F2.8の大口径標準ズームレンズ。同時発表された大口径広角ズームレンズ「RF15-35mm F2.8 L IS USM」、発売日未定の大口径望遠ズームレンズ「RF70-200mm F2.8 L IS USM」も含めた3本のレンズは、RFマウントの新しい“F2.8L ISズームレンズシリーズ”と位置付けられている。いずれも光学式手ブレ補正 IS、超音波モーター ナノUSMを搭載した高画質のL(Luxury)レンズで、3本で超広角15mmから望遠200mmまで、幅広いレンジをカバーする。

RF24-70mm F2.8 L IS USM

「RF24-70mm F2.8 L IS USM」は、ガラスモールド非球面レンズ3枚、UDレンズ3枚を含む15群21枚構成で、最短撮影距離は0.21m(24mm時)、フィルター径は82mmとなっている。絞り羽根は9枚の円形絞りを採用する。

RF24-70mm F2.8 L IS USM

 

シャッタースピード換算で最大5段分の手ブレ補正を実現。動画撮影時は、カメラボディ内の電子式手ブレ補正を組み合わせた「コンビネーションIS」に対応する。

レンズ駆動にはナノUSMを採用し、高速・高精度な静止画AFと滑らかな動画AFを実現している。ほかのRFレンズ同様、コントロールリングで露出補正やTv / Av / ISOの変更が可能。防塵・防滴構造となっており、最前面と最後面のレンズにはフッ素コーティングが施されている。

RF24-70mm F2.8 L IS USM

■RF24-70mm F2.8 L IS USM 主な仕様

マウント キヤノンRFマウント
焦点距離 24~70mm
最小絞り F22
レンズ構成 15群21枚
画角(水平/垂直/対角線) 74°〜29°/ 53°〜19°30′/ 84°34°
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.21m
最大撮影倍率 0.30倍(32mm時)
フィルター径 φ82mm
サイズ(最大径×長さ) 約φ88.5×125.7mm
質量 約900g
付属品 フード、ケース

 

 

〈文〉柴田 誠