ニュース

ハイライトだけふんわりと。星景からポートレートまで幅広く使えるソフトフィルター「PRO1D プロソフトン クリア (W)」

ケンコー・トキナーは、ソフトフィルター「PRO1D プロソフトン クリア (W)」を2020年6月12日に発売した。49mm / 52mm / 55mm / 58mm / 62mm / 67mm / 72mm / 77mm / 82mmの9サイズをラインナップし、希望小売価格は49mm 4,800円〜82mm 9,200円 (いずれも税別)。

PRO1D プロソフトン クリア (W)

「PRO1D プロソフトン クリア (W)」は、ソフト効果の弱い「プロソフトン (A)」のソフト効果を約半分に抑えたソフトフィルター。星空と風景を一緒に写す星景写真で、「山や建築物などの風景にはソフト効果をかけたくない」という要望に応えたものだ。夜景撮影では、建築物はシャープな描写のまま、夜景の光を印象的に表現でき、ポートレート撮影では輪郭をぼんやりさせずに、ハイライトをふんわりと描写することができる。

PRO1D プロソフトン クリア (W)
左 : フィルターなし
右 : フィルターあり

 

デジタルカメラはシャープに写り過ぎる傾向があり、星景写真では星の明るさや色が分かりにくくなってしまう場合が多い。そのため、明るい星をにじませて星座を浮かび上がらせる効果があるソフトフィルターは、星空写真に欠かせないフィルターとして愛用者が多い。ところがシチュエーションによっては、風景へのソフト効果が気になることもある。「PRO1D プロソフトン クリア (W)」なら、風景はクリアなまま星座を際立たせることができる。

PRO1D プロソフトン クリア (W)
左 : フィルターなし
右 : フィルターあり

 

「PRO1D プロソフトン クリア (W)」は、広角レンズでもケラレにくい薄枠設計を採用しており、星空の撮影に欠かせない光害カットフィルターと重ねたり、明るい星をキラキラと輝かせるクロスフィルターと併用することも可能だ。

PRO1D プロソフトン クリア (W)
左 : フィルターなし
右 : プロソフトンクリア+スターリーナイト使用

 

フィルター表面は、面反射0.5%以下のデジタルマルチコートで反射を防止。ガラス外周には墨塗り加工を施し、内面反射を極限まで抑制している。またフィルター枠には、フィルターの着脱をしやすくするローレット加工が施されている。

PRO1D プロソフトン クリア (W)

Kenko PRO1D プロソフトン クリア (W) ラインナップ

49mm 4,800円 (税別)
52mm 5,000円 (税別)
55mm 5,500円 (税別)
58mm 5,800円 (税別)
62mm 6,800円 (税別)
67mm 7,200円 (税別)
72mm 8,000円 (税別)
77mm 8,800円 (税別)
82mm 9,200円 (税別)

 

 

〈文〉柴田 誠