福島県磐梯町のふるさと納税返礼品に、「SIGMA fp」と「SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary」のキットなど、町内のシグマ会津工場で生産しているカメラやレンズが加えられた。
地方自治体に貢献しつつカメラやレンズが手に入る
返礼品となったのは、「SIGMA fp」をはじめ「SIGMA dp Quattro」シリーズ (寄付金額 330,000円)、「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art」(寄付金額 500,000円)、「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art」(寄付金額 220,000円)、「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」(寄付金額 330,000円) などで、もちろんマウントも選べる。今後は、ほかの製品も追加される予定になっているとのこと。
ふるさと納税の寄付金は、文化財の保全や子育て支援、農業支援などの事業に活用されている。ふるさと納税をするには、自治体のWEBサイトから申し込み資料をダウンロードして提出するか、ふるさと納税代行サービスのサイトから申し込む。
まだまだあるぞ! カメラ関連の返礼品
リコーの研究開発拠点がある神奈川県海老名市では、ふるさと納税の返礼品として一眼レフカメラ「PENTAX K-70 18-135WRキット」(寄付金額 330,000円)、コンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」(寄付金額 440,000円)、360°カメラ「RICOH THETA V」(寄付金額 180,000円) などが用意されている。
キヤノンのミラーレスカメラ「EOS Kiss M・ダブルズームキット」(寄付金額 280,000円) などを返礼品にラインナップしているのは、大分県国東市。国東市には、キヤノンのカメラ製造を行っている大分キヤノンがある。
インスタントカメラ “チェキ”「instax mini 11」(寄付金額 専用フィルム1パック10枚付32,000円) を返礼品にするのは神奈川県南足柄市。市内に富士フイルムの工場があるだけでなく、市内を通る伊豆箱根鉄道大雄山線の駅に「富士フイルム前駅」があるほど、富士フイルムと縁の深い町でもある。
長野県箕輪町の返礼品は、マルミ光機のレンズ保護フィルター「DHG Super レンズプロテクト」(寄付金額 10,000円〜)。なお、このフィルターは箕輪町ふるさと納税返礼品限定のため、フレーム枠に「MADE IN MINOWA」の刻印が入れられている。箕輪町には、マルミの長野工場がある。
このほかにも埼玉県さいたま市ではタムロンのレンズが、埼玉県三芳町ではケンコー・トキナーのレンズやフィルターがふるさと納税の返礼品になっている。返礼品は数量限定、期間限定となっているものも多いので、こまめにチェックするといいだろう。
〈文〉柴田 誠