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プリンターと並べてこのサイズ! 超コンパクトなフォトグラファー向けPC「Endeavor SG100E」

エプソンダイレクトは、フォトグラファー向けのデスクトップパソコン「Endeavor SG100E」を発表。2020年11月10日に受注を開始する。基本構成価格は147,000円 (税別) で、カスタマイズも可能。

Endeavor SG100E

 

「Endeavor SG100E」は、容積約2.8リットルのコンパクトな筐体に「NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB」「第10世代 インテル Core プロセッサー」「Thunderbolt 3」などの最新テクノロジーを搭載。高い画像処理性能と、データの取り込みから出力まで、フォトグラファーに必要な性能が凝縮されている。

Endeavor SG100E

■プロ仕様プリンターとの一体感を追求

これまでの「Endeavor」シリーズに採用されていた白ベースの筐体デザインを一新し、プロセレクションシリーズのインクジェットプリンター「SC-PX1V」と製品コンセプトやデザインを統一した。

Endeavor SG100E
▲「SC-PX1V」と「Endeavor SG100E」

 

筐体カラーはプロセレクションシリーズと同色のマットブラックを採用。プロセレクションの象徴である水平ラインや鋭いエッジを再現し、プリンター内部を照らすライトも表現している。本体上部の排熱穴は、プリンターの用紙トレーをイメージした格子形状。筐体の高さも「SC-PX1V」と同じ185mmとなっており、一体感を演出する。

■高性能CPUと専用GPUでスムーズに画像編集

インテル Core i3-10100T プロセッサーを標準搭載し、カスタマイズで10コア20スレッドのインテル Core i9 プロセッサーも選択可能。RAW現像ソフトで微調整を行う際もプレビューが瞬時に反映され、ストレスのないレタッチ作業を行うことができる。

また、エプソンダイレクトにて、RAW現像や写真編集に使われる主要ソフトウェアの動作確認を実施。Adobe Creative Cloud (Photoshop、Lightroomのみ)、SILKYPIX 10、ニコン Capture NX-Dが動作確認済みとなっている。

■画像取り込み・出力もサポート

写真の取り込み・編集作業がすぐにできるよう、本体正面にSDカード用のスロットを搭載。ディスプレイ出力やデータ転送に使えるThunderbolt 3も搭載し、大量の画像データを最大40Gbpsで外部ストレージに高速転送が可能。バックアップにかかる時間を削減する。

Endeavor SG100E

■簡単にセットアップできるツールを同梱

プロセレクションシリーズとの接続に必要なドライバーと、EIZOの液晶モニター ColorEdgeシリーズ用色合わせツール「Quick Color Match」のインストールを一括で行う、カラーマネージメント・プリセットアップが入ったUSBを同梱し、購入後すぐに画像編集が行える環境を整えることができる。

 

EPSON Endeavor SG100E 主な仕様

OS Windows 10 Home 64bit
CPU インテル Core i3-10100T プロセッサー (4コア/3.0GHz)
チップセット インテル H470 チップセット
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB
メモリー 8.0GB (4.0GB×2) PC4-2933 DDR4 SDRAM
ストレージ 256GB M.2 SSD PCI Express x4対応
外寸 (幅×奥行き×高さ) 約74.0×207.0×177.0mm、スタンド装着時 約74.0×207.0×185.0mm (突起部を除く)
本体重量 約2.1kg、スタンド装着時約2.2kg (ACアダプター除く)

※カスタマイズ可能。

 

 

〈文〉佐藤陽子