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シグマのRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」が新カラーモードに対応

シグマが、純正RAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」の最新版Ver.6.8.0を2021年4月8日に公開した。「SIGMA fp L」に追加されたカラーモードへの対応などが盛り込まれている。

SIGMA fp L

変更内容は以下のとおり。

SIGMA Photo Pro 6.8.0

  • 「SIGMA fp L」で撮影した静止画RAWデータ (DNGファイル) の編集および現像に対応。
  • 「SIGMA fp L」で撮影した動画用RAWデータ (Cinema DNGファイル) のサムネイル表示に対応。
  • カラーモードに「パウダーブルー」「デュオトーン」を追加 ※1
  • 「ホワイトバランス設定」の「色温度指定」の設定値の調整を50Kステップで行えるように仕様変更 ※2
  • 画像処理を高速化 ※1
  • 「調整設定」-「Auto」を選択すると、画面内の人物を検知し、人物を優先して露出を決定するアルゴリズムに変更 ※1

以下はMac版のみの不具合修正。

  • 「SIGMA fp」のDNGファイルから画像の保存を行った後に、G1~G3のいずれかに調整値設定を保存すると、IOエラー表示とともに「SIGMA Photo Pro」が異常終了してしまう不具合を修正。
  • X3IファイルをX3Iエディットウインドウで開いた後にレビューウインドウを開くと強制終了してしまう不具合を修正。
  • 「SIGMA Photo Pro」を起動する毎に「システムファイルを構築しています (初回起動時のみ)」と表示され、設定内容がリセットされてしまう不具合を修正。

※1 SIGMA fpシリーズで撮影した静止画RAWデータのみ対応。
※2 sd Quattroシリーズ、dp Quattroシリーズで撮影されたX3F/X3Iファイルと、SIGMA fpシリーズで撮影された静止画DNGファイルのみ対応。

「SIGMA Photo Pro」のダウンロードはこちらから。
https://www.sigma-global.com/jp/download/cameras/sigma-photo-pro/