カメラ記者クラブが、「カメラグランプリ2021」の選考委員による座談会動画を公開した。
カメラ記者クラブが主催し、毎年4月から翌年3月までに発売されたカメラの中から最も優れたカメラを選ぶ「カメラグランプリ」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、昨年に続いて今年も贈呈式は行わず、「カメラグランプリ2021 受賞製品をホンネで語る！」と題した動画を公式YouTubeチャンネルで配信することになった。
2021年8月3日に公開された第1回では、カメラグランプリ2021大賞を受賞したソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α1」について、選考委員を務めた写真家の赤城耕一さん、大村祐里子さん、河田一規さん、今浦友喜さんが本音トークを繰り広げた。
愛機のα7C持参で参加した赤城さん。α1は「全く隙がないほど高性能なカメラ」と話す。
大村さんは、撮影現場での体験を交えつつ話してくれた。アンチディストーションシャッターやフリッカーレスは、ずっと待っていた機能だったという。
「撮り手のスキルに依存しない」カメラだと河田さん。コンパクト化へのこだわりについて、ソニーの開発者と話した内容も興味深い。
液晶モニターがバリアングル式ではなくチルト式なのが評価できると話す今浦さん。その心は？
座談会動画は、カメラグランプリ2021各賞の受賞製品をテーマに順次公開予定。今後は、レンズ賞の「パナソニック LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」、あなたが選ぶベストカメラ賞の「キヤノン EOS R5」、カメラ記者クラブ賞の「キヤノン RF800mm F11 IS STM / RF600mm F11 IS STM」「ハッセルブラッド 907X 50C」「エプソン プロセレクション SC-PX1VL / SC-PX1V」と続く。