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風景写真の巨匠・竹内敏信さんが逝去

写真家の竹内敏信さんが2022年2月27日に亡くなられた。

竹内敏信さん
竹内敏信さん

 

竹内さんは風景写真の第一人者で、長らくCAPA月例フォトコンテスト・風景の部の審査員を務められていた。享年78歳。竹内さんはかねてより闘病中であった。

葬儀は故人の生前の遺志に基づき、3月7日に近親者のみで執り行なわれた。時節柄、お別れの会などは設けず、代わりに東京・目白の竹内敏信記念館 TAギャラリーで4月に追悼写真展を開く予定。

竹内敏信記念館は2021年4月に、一般財団法人 竹内敏信記念財団の設立と同時にオープン。各写真展開催のほか、竹内さんの愛機や貴重なカメラコレクションなどを常設展示している。

竹内敏信 (Toshinobu Takeuchi)

1943年、愛知県生まれ。名城大学理工学部を卒業し、愛知県職員となる。勤務の傍らグラフ雑誌にルポルタージュを発表。1972年に写真家として独立。1985年に『天地聲聞』を発表し、風景写真家の道へと進む。個展、著書多数。日本写真芸術専門学校校長、一般財団法人 竹内敏信記念財団名誉理事を歴任した。公益社団法人 日本写真家協会名誉会員、一般社団法人 日本自然科学写真協会名誉会員。

竹内敏信記念館 TAギャラリー

住所 東京都新宿区下落合3-20-4 竹内敏信記念館3F
営業時間 11:00〜19:00 (最終日は14:00まで)
定休日 日曜・祝日・年末年始
TEL 03-3953-0431
アクセス JR目白駅から徒歩約5分
備考 現在、観覧は事前予約制。申し込みは竹内敏信記念財団WEBサイトの問い合わせフォームより。
http://takeuchi-zaidan.moon.bindcloud.jp/contact.html