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開放F1.2のコンパクトなXマウント用大口径準広角レンズ「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」

コシナは、フォクトレンダーの大口径準広角レンズ「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」を2022年4月に発売する。希望小売価格は99,000円 (税込)。

<2022.7.9> 発売日が2022年7月13日に決定。
<2022.4.12> 製造の都合により、発売時期が2022年7月に延期された。

NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount

 

APS-Cサイズのイメージサークルをカバーした富士フイルムXマウント専用の交換レンズで、35mm判換算で34.5mm相当の画角のマニュアルフォーカスレンズだ。電子接点を搭載し、レンズとボディ間で信頼性の高い通信を実現する。専用ネジ込みフードが付属する。

NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount
フード装着時

■富士フイルムXマウントの専用設計

電気通信対応のカメラボディと最新ファームウエアの組み合わせでは、Exif情報に加えてフォーカスチェック、撮影距離連動表示が可能。さらに「X-H1」「X-T4」「X-S10」などではボディ内手ブレ補正が、「X-Pro3」ではパララックス補正にも対応する。また、電気接点非対応の「X-Pro1」をはじめとする機種では、レンズなしレリーズを“許可”にすることで、絞り優先オートでの撮影ができる。

■光学性能

レンズ構成は、両面非球面レンズ1枚、異常部分分散ガラス2枚を使用した6群10枚構成。鏡筒内でレンズ全群が繰り出される機構を採用する。F1.2の大口径を実現し、絞り開放から解像力に優れた描写で、大きなボケを得ることができる。最短撮影距離は0.18mを実現。絞り羽根はボケの形状に配慮した12枚構成で、1/3ステップのクリック付きだ。

■メカニカルな操作性

絞りリングが絞り羽根の開閉に直結した機構を採用し、マニュアルフォーカスの操作感とともに、絞りの開閉でもメカニズムをダイレクトに操作する手応えを味わうことができる。鏡筒は総金属製で、F1.2の大口径ながら全長43.8mm、重量214gとコンパクトで取り回しがしやすいものとなっている。

■専用ネジ込みフードが付属

ボディに装着した際に、撮影フレームのケラレを軽減するストレートタイプの専用ネジ込みフードが付属する。

NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount

フォクトレンダー NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount 主な仕様

マウント 富士フイルムXマウント
焦点距離 23mm (35mm判換算 34.5mm相当)
口径比 1:1.2
最小絞り F16
レンズ構成 6群10枚
画角 63.2°
絞り羽根枚数 12枚
最短撮影距離 0.18m
最大撮影倍率 1:4.9 (35mm判換算 1:3.3)
フィルター径 φ46mm
最大径×全長 φ59.3×43.8mm
重量 214g
付属品 専用ねじ込みフード