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究極の性能と小型軽量を両立、フルサイズ対応のZマウントレンズ「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical」

コシナは、フォクトレンダーの標準MFレンズ「APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical」ニコンZマウント用を2022年5月に発売する。希望小売価格は132,000円 (税込)。

<2022.4.30> 発売日が2022年5月20日に決定。

APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical

 

ニコンZマウントのフルサイズ (FXフォーマット) ミラーレスカメラに対応する交換レンズで、ニコンとのライセンス契約の下で開発・製造されている。専用ねじ込みフードが付属する。

■光学性能

異常部分分散ガラス5枚、両面非球面レンズ2枚を含む8群10枚構成。アポクロマート設計により軸上色収差をはじめ、各種の収差を徹底的に排除。解像力やコントラスト再現性に関して究極の性能を追求した。フローティング機構も内蔵する。最短撮影は0.45m。フィルター径はφ52mmだ。

絞り羽根は12枚で、開放F2だけでなくF2.8とF16でも円形になる特殊な形状を採用している。

■究極の光学性能とコンパクトさを両立

APO-LANTHAR (アポランター) の名称は、フォクトレンダーのレンズの中でも特に高性能な製品に与えられる称号で、軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計に由来する。「Eマウント」「VMマウント」と同等の光学系を採用し、ニコンZシステムのイメージセンサーに最適化した光学設計が施されている。また、究極の光学性能を追求しながら、全長64.3mm・重量347gのコンパクトさを両立。ハンドリングにも優れたレンズとなっている。

■ニコンとのライセンス契約の下で開発・製造

電子接点を搭載し、レンズとカメラボディの間で電気通信を実現。ニコンとのライセンス契約の下で開発・製造されており、対応カメラボディと最新ファームウェアの組み合わせによりExif情報、ボディ内手ブレ補正機能 (3軸) をはじめ、フォーカスポイントの枠色変化によるによるピント合わせ、ピーキング機能によるピント合わせ、拡大ボタンによるピント合わせといった3種類のピント合わせサポート機能にも対応する。

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical 主な仕様

マウント ニコンZマウント
焦点距離 50mm
口径比 1:2
最小絞り F16
レンズ構成 8群10枚
画角 45.6°
絞り羽根枚数 12枚
最短撮影距離 0.45m
最大撮影倍率 1:6.46
フィルター径 φ52mm
最大径×全長 φ67.6×64.3mm
質量 347g
付属品 専用ねじ込みフード