『CAPA』2022年4月号の表紙にも登場した斎藤佑樹さんの初となる写真展「引退後の景色」東京展が、ソニーストア銀座で2022年6月25日にスタートした。
<2022.7.6>
東京展の会期は当初2022年7月10日までの予定でしたが、好評につき7月14日までに延長されました。記事の該当部分は変更しました。
2022年4月30日から5月19日まで開催されたソニーストア札幌に続く展示で、東京展の会期は7月14日まで。今後も名古屋、福岡天神、大阪のソニーストアで巡回展が開催される。
ソニーストア銀座内に設けられた特設会場には、斎藤佑樹さんがソニーのミラーレスカメラ「α7」シリーズで撮影した13点の作品が展示されている。球界を引退し、第二のキャリアとして「野球未来づくり」を掲げてさまざまなプロジェクトの実現に向けて取り組む中で撮影された作品だ。
■写真展のオープニングイベント、テープカットに斎藤佑樹さんが登場
写真展のオープニングイベントには斎藤さんが来場。ソニーストア銀座店店長の宮崎さん、スタイリストの小室さんと共にテープカットを行った。
「まさか自分が野球ではない場所で、写真展をやらせていただくとは思わず、本当にありがたいことですし、この先の人生においても、本当にいいスタートを切らせてもらいました」と力強いコメントを述べた斎藤さん。「今後も斎藤佑樹にしか撮れない写真をたくさん撮れるように頑張っていきます」と写真展開催の喜びと抱負を述べた。
■プリントにもこだわりが!「自分にしか撮れない写真を撮っていきたい」
作品を会場に展示してみると、ピントの甘さなど、自分はまだまだだと思うことあったり、もっと大きくしてみたいといった欲も出て、次のチャンスがあればまた写真展をやってみたいと感じていると語った斎藤さん。今回の展示では、プリントも自身で行ったそうで「マット紙を選ぶといったこだわりもあるので、ぜひ会場に足を運んで作品を見てほしい」とのことだ。
インタビューでは、「肉眼で見えているのに写真にできないこともあったりして、撮影で悩むこともしばしば。そんなときには、知り合いのカメラマンに問い合わせたりしているが、どう撮りたいのかを伝えるのが結構難しい」と写真に対する真面目な姿勢をのぞかせた。
また「最初は風景がメインだったが、野球仲間や少年野球の子供たちなどの人物も撮影していきたい。自分にしか撮れない写真を撮っていきたい」「いずれはスタジオにセットを組んで撮影してみたい」といった今後の撮影についての目標についても答えてくれた。これからも斎藤さんにしか撮れない作品を見る機会はありそうだ。
■ソニーのカメラを選んだ理由はカッコいいから!
撮影では、画面の水平垂直に特に気をつかって撮影している。ソニー以外のカメラをあまり使ったことがないということだが、ソニーを選んだ理由として「カメラとしてカッコいいこと、シャッター音が心地いこと、AFの性能の高さ」の3つを挙げていた。好きなレンズは「FE 24-70mm F2.8 GM II」で、周辺までシャープでキレのある描写が気に入っているのだそうだ。
■斎藤佑樹さん使用モデルやスポーツ観戦におすすめのカメラとレンズも展示
写真展会場のあるソニーストア銀座では、斎藤佑樹さんが愛用している「α7R IV」「FE 24-70mm F2.8 GM II」が使用モデルとして展示されていた。
写真展の開催に合わせて、会場脇にはスタッフが企画したというスポーツ観戦おすすめのコーナーも設けられていた。
写真展会場には、ミラーレスカメラ「α7S III」も展示されていた。
■来場プレゼントキャンペーンを実施中
来場者記念特典として、抽選で合計10名に斎藤佑樹さんの直筆サインボールをプレゼントするキャンペーンを実施中。ソニーストア各店舗の写真展に来場し、My Sony IDでチェックインをすると、キャンペーンに参加できる。また、キャンペーン応募完了メールをスタッフに見せると、全員にその場でオリジナルステッカーがプレゼントされる。
斎藤佑樹写真展「引退後の景色」東京展
会期 2022年6月25日 (土) ~7月14日 (木)
会場 ソニーストア 銀座 αプラザ
住所 東京都中央区銀座5-8-1 GINZA PLACE 4F
時間 11:00~19:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ ソニーストア 店舗問い合わせ窓口 (TEL 050-3754-9620)
巡回展
- ソニーストア 名古屋 2022年7月30日 (土) ~8月18日 (木)
- ソニーストア 福岡天神 2022年8月27日 (土) ~9月13日 (火)
- ソニーストア 大阪 2022年9月24日 (土) ~10月13日 (木)
斎藤佑樹 (Yuki Saito)
1988年6月6日生まれ。群馬県太田市出身。早稲田実業高等部3年時の2006年、エースとして夏の甲子園に出場し全国制覇。「ハンカチ王子」として大フィーバーを巻き起こした。早稲田大学入学後も輝かしい成績を残し、数々の栄光を獲得。2010年、ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。ルーキーイヤーから6勝をマークし、プロ2年目の2012年には開幕投手も務めた。2017年からは背番号をアマチュア時代に慣れ親しんだ「1」に変更。しかし度重なるケガに悩まされ登板数も伸びず、2021年10月に引退を発表。そして引退後の12月に自らの会社・株式会社斎藤佑樹を設立した。「野球未来づくり」を掲げ、現在さまざまなプロジェクトの実現にむけて取り組んでいる。
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