今年で16回目となる富士フイルムの参加型写真展「“PHOTO IS” 想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2022」が、2022年9月2日にスタートした。
東京会場の会期は9月2日～7日。大阪会場の会期は9月23日～28日で、リアル展示は2会場のみとなっており、ほかの地方での展示はない。オンライン展示サイトでは12月31日まで公開されている。
■出展者全員の作品が展示される参加型写真展
今回は、計19,460点の作品を展示する。応募者の選んだ会場に必ず展示されることになっており、東京会場では12,310点、大阪会場出は7,150点が展示される。会場にいるスタッフに聞くと、自分の作品がどの辺りに展示されているのかがわかるようになっているとのこと。
第3会場まである東京会場。第1会場のフジフイルム スクエア2Fでは、プロジェクションマッピングが出迎えてくれる。
各会場には、来場者から出展者へのメッセージを受け付ける「絆ポスト」が設置されている。写真を通じて撮影者と鑑賞者がコミュニケーションできる人気のシステムだ。
「お気に入りの1枚」部門を展示する第1会場。テーマやジャンルを問わずに応募された作品が展示されている。
■「わたしの昭和レトロ」部門
今年新設された「わたしの昭和レトロ」部門。「懐かしい。が新しい」をコンセプトに、昭和期の作品やノスタルジックな空間やモノと一緒に撮った作品がずらりと並ぶ第3会場 (東京ミッドタウン プラザB1Fメトロアベニュー) の一角。「わたしの昭和レトロ」部門の連動企画として「なつかしい昭和の風景」も展示されている。東京会場では、「港区オープンデータカタログサイト」が作品を提供する。
■コラボ企画
写真展の趣旨に賛同する企業 (アニコム損害保険、ハウス食品グループ本社、ベネッセコーポレーション) との共同企画の作品も展示されている。
■ 特別企画「心に響いた100選」
小山薫堂さん、佐野史郎さん、Dream Ayaさん、広瀬すずさん、松任谷正隆さんといった著名人と写真家の計10名が、心に響いた作品を応募作品の中から10点ずつ選出して展示する特別企画「心に響いた100選」のコーナー。
松任谷正隆さんが選んだ10点が、松任谷さんが撮った作品とともに展示されていた。
■製品・サービス体験コーナー「プリントデイズ by FUJICOLOR」
「プリントデイズ by FUJICOLOR」コーナーでは、「心に響いた100選」の選者10人による作品や応募作品の一部を富士フイルムのパネル加工サービス「WALL DECOR (ウォールデコ)」やマグカップなどにして写真の楽しみ方を紹介する。
「心に響いた100選」選者の作品を加工したグッズ。
スマートフォン用プリンターの新製品 “チェキ”「instax mini Link 2」などを体験できるコーナーも併設されていた。ARエフェクトを画像に重ねる空間描画機能「instax AiR」を体験できた。
“PHOTO IS” 想いをつなぐ。あなたが主役の写真展2022
東京
会期 2022年9月2日 (金) ～7日 (水)
会場
第1会場 : フジフイルム スクエア
第2会場 : 東京ミッドタウン ガレリアB1Fアトリウム
第3会場 : 東京ミッドタウン プラザB1Fメトロアベニュー
住所 東京都港区赤坂9-7-3
時間 第1・第3会場 10:00～19:00、第2会場 11:00～19:00
入場料 無料
大阪
会期 2022年9月23日 (金・祝) ～28日 (水)
会場 グランフロント大阪 北館 1F ナレッジプラザ
住所 大阪府大阪市北区大深町3-1
時間 10:00～19:00
入場料 無料
オンライン
会期 2022年9月2日 (金) ～12月31日 (土)
URL https://photo-is.jp/online/
問い合わせ
富士フイルム“PHOTO IS”事務局 (TEL 0570-065469)