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富士フイルム X-H2 / X-H2S 最新ファームウェア公開 – X-H2Sは昆虫とドローンの検出に対応

富士フイルムが、ミラーレスカメラ「X-H2」「X-H2S」と標準パワーズームレンズ「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」の最新ファームウェアを2023年1月12日に公開した。

FUJIFILM X-H2
FUJIFILM X-H2

 

変更内容は以下のとおり。

FUJIFILM X-H2 ファームウェア Ver.1.20

  1. 三脚グリップ「TG-BT1」に対応。
  2. ファイルトランスミッター「FT-XH」との組み合せにおいて、カメラから端末へのライブビューのフレームレートが向上。
  3. 「ネットワーク/USB設定」メニューの「Bluetooth/スマートフォン設定」に「Bluetooth機器一覧」を追加。
  4. その他、軽微な不具合を修正。

FUJIFILM X-H2S ファームウェア Ver.3.00

  1. AIによる被写体検出機能を強化。
    • 「逆光下」「横を向いている」「小さな被写体」などでの被写体検出性能が向上。
    • 検出被写体に昆虫とドローンを追加。昆虫は被写体検出設定を「鳥」、ドローンは「飛行機」に設定することで検出が可能となる。
  2. AFアルゴリズムの改善による動体追従性能の向上。
    • フレーム内を高速で移動する被写体に対しても安定したトラッキングが可能。
    • ピントが合っていない状態からAF-ONボタンとレリーズを同時押で連写を開始した際の、AF合焦速度を改善。
  3. 三脚グリップ「TG-BT1」に対応。
  4. ファイルトランスミッター「FT-XH」との組み合せにおいて、カメラから端末へのライブビューのフレームレートが向上。
  5. 「表示設定」メニューの「画面のカスタマイズ」>「画像転送予約」を「通信状況」に変更。画像転送予約の表示と接続機器の情報表示をまとめてオン/オフできる。
  6. 「ネットワーク/USB設定」メニューの「Bluetooth/スマートフォン設定」に「Bluetooth機器一覧」を追加。
  7. 「パフォーマンス : ブースト」かつ「EVF表示フレームレート優先」設定時に、AF実施前後で発生するフリーズを改善。
  8. その他、軽微な不具合を修正。

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ ファームウェア Ver.1.10

  1. 三脚グリップ「TG-BT1」に対応した下記カメラとの組み合わせにおいて、三脚グリップの「T/Wボタン」を用いたズームコントロールに対応。
    • 対象カメラ
      X-H2S、X-H2、X-T5、X-T4、X-T3、X-S10、X-T30 II、X-T30
  2. 下記の対象カメラに装着して使用したとき、カメラ内メニューのズーム、フォーカス操作機能に対応。
    • 対象カメラ
      X-H2S、X-H2、X-T5、X-T4、X-T3、X-S10

 

ファームウェアのダウンロードは富士フイルムのWEBサイトから。

→ X-H2
→ X-H2S
→ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ