富士フイルム「X100VI」が首位発進！ コンデジ売れ筋トップ10【ヨドバシカメラ売れ筋ランキング】

ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン「コンパクトデジタルカメラ」2024年3月下期ランキング

ショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」と全国24店舗のヨドバシカメラでの売上を集計した3月下期の「コンパクトデジタルカメラ」ランキング。対象期間は、2024年3月16日～3月31日。

混戦の続くコンデジランキングは、富士フイルム「X100VI」が初登場で1位を奪った。続く2位はOM SYSTEM「Tough TG-7」、3位はキヤノン「PowerShot SX740 HS」という順になっている。

メーカー/ブランド別では富士フイルム、キヤノン、ソニーがいずれも2機種ずつで並ぶ混戦模様。さらにOM SYSTEM、ライカ、リコー、コダックがそれぞれ1機種ずつランクインという結果だ。

■富士フイルム「X100VI」が首位発進

1位は、3月28日に発売された富士フイルム「X100VI」。初登場で首位を奪取した。9位には前モデルの「X100V」も2か月ぶりにランクインしている。

「X100VI」はディープラーニング技術を用いて開発したAIによる被写体検出AFを採用するほか、シリーズで初めてボディ内手ブレ補正機能を搭載するなど、より高画質で高性能を実現した注目のモデル。激戦のコンデジランキングでの連覇を期待したいところだが、予想を超える反響が寄せられていることによる納期の遅延がアナウンスされており、「ヨドバシ・ドット・コム」でも販売休止中となっている。安定供給にはしばらく時間がかかりそうだ。また「X100V」は「X100VI」の登場に伴って販売が終了した。

■OM SYSTEMとキヤノンは首位奪還をうかがう好位置につける

2位はOM SYSTEM「Tough TG-7」。前回と同順位で首位を狙う好位置につける。夏に向かって防水コンデジの活躍の場が増えていく時期だけに、1月上期以来の首位奪還となるのか、首位攻防戦は目を離せない状況になりそうだ。

3位はキヤノン「PowerShot SX740 HS」、4位には前回1位の「IXY 650」が続く。いずれもトップに立ったことがある機種だけに、2機種揃ってのトップ5入りは首位争奪戦での大きなアドバンテージだ。

5位はライカ「Q3」。前回8位からじわりとランクアップして、トップ5入りしてきた。

■ソニーのシューティンググリップキット2機種がランクイン

6位はソニー「VLOGCAM ZV-1 II シューティンググリップキット」。10位には「Cyber-shot RX100 VII シューティンググリップキット」もひと月半ぶりにランクイン。「VLOGCAM ZV-1 II シューティンググリップキット」は前回4位からのランクダウンではあるが、ソニーのシューティンググリップキット2機種が揃ってトップ10入りするのもひと月半ぶりとなる。ここから巻き返せるのか、注目したい。

■常連機種の動向は？

7位は、前回6位のリコー「GR IIIx」。GRシリーズの受注一時停止を受けて徐々に順位を落としており、「GR IIIx」も店頭の在庫が切れるとしばらくランキングから姿を消すことになりそうだ。

8位には、前回10位のコダック「PIXPRO WPZ2」が続く。防水コンデジにとっては、これからが活躍のシーズン。さらなるランクアップとなるのか、次回のランキングも楽しみだ。

データ集計期間 : 2024年3月16日～3月31日

第1位　富士フイルム X100VI

第2位　OM SYSTEM Tough TG-7

第3位　キヤノン PowerShot SX740 HS

第4位　キヤノン IXY 650

第5位　ライカ Q3

第6位　ソニー VLOGCAM ZV-1 II シューティンググリップキット

ボディ ＋ シューティンググリップ GP-VPT2BT ＋ バッテリーパック NP-BX1

第7位　リコー GR IIIx

第8位　コダック PIXPRO WPZ2

第9位　富士フイルム X100V

第10位　ソニー Cyber-shot RX100 VII シューティンググリップキット

ボディ ＋ シューティンググリップ VCT-SGR1 ＋ バッテリーパック NP-BX1

協力 : 株式会社ヨドバシカメラ