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関ヶ原の合戦後、慶長一六年(1611)に堀尾吉晴が築城した近世城郭。黒い下見板張りの国宝天守は、上品な白漆喰の天守と違い、太平の世になりきらぬ戦国時代の荒々しさを感じる。天守の撮影は南西側からが人気だが、あえて南東側や正…

大阪・天王寺と堺市の浜寺を結ぶ阪堺軌道。始発駅の天王寺駅前駅から2駅目の松虫駅までは道路の真ん中を走る併用軌道となっており、松虫駅の直前で道路を離れ、専用軌道に入る。この専用軌道入口にある歩道の踏切から天王寺方面を見ると…

江戸時代の天和三年(1683)ころに建てられた現存天守と隣の二重櫓は、共に重要文化財に指定されている。晩秋の早朝、寒暖差の放射冷却により発生した霧に包まれる「天空の城」を撮影するには、「備中松山城雲海展望台」から、望遠レ…

尾張徳川家の付家老(つけがろう)を務めた成瀬家の城として明治を迎えた。戦禍を逃れ、現存する天守は国宝に指定されている。木曽川を天然の堀として活用し、断崖の上に天守を配置する。天守を単体で撮影するのも良いが、城としての防御…

嵐電本線の有栖川駅と車折神社駅の間にある有栖川の短い橋梁を渡る電車。何気ない光景だが、奥には京都北山の山容が横たわり、小さな有栖川の流れとその岸には紅葉した木が立ち、小さな踏切が彩りを添えるシチュエーションに心惹かれた。…

嵐電嵐山駅の構内には、京友禅を透明なアクリルのポールに閉じ込めたオブジェが林立する「キモノフォレスト」がある。色とりどりの染め物が収められたポールが約600本も並ぶ姿は圧巻。記念写真を撮るなら明るい昼間がいいが、電車と絡…

嵐電の沿線には神社がいくつかあるが、電車の背景に鳥居が収まる撮影スポットは、蚕ノ社(かいこのやしろ)駅から嵐電天神川駅方面に50mほど歩いたところにあるこの場所。道路の南側から木嶋坐天照御魂神社(通称「蚕ノ社」)の鳥居を…

京都市西部を走る「嵐電」こと京福電気鉄道。沿線には有名寺院がいくつもあるが、寺の建物と路面電車を組み合わせて撮れる撮影スポットは太秦の広隆寺だけだろう。この京都最古の寺院である広隆寺楼門の前にある併用軌道区間を嵐電の電車…

仙台・大洗・名古屋と北海道苫小牧をつなぐ苫小牧西港フェリーターミナルにもっとも近い道の駅・ウトナイ湖に隣接した朝焼けの撮影スポット。北海道撮影旅行の中継地点として車中泊などに利用しているフォトグラファーも多い。しかし、ウ…

ことでん琴平線の岡本駅は、桜の花が咲く4月上旬限定の撮影ポイント。この駅は他の駅と違い右側通行になっており、レトロ電車は桜の咲く上りの2番線ホームに止まっており、写真は下りの1番線ホームから撮影した。左手奥にも桜が見えた…

ことでん琴平線の一宮・円座間にある香東川橋梁はことでん琴平線の開通に合わせ大正15年に竣工されたもので、石積みの橋脚と鋼鉄製プレートガーダーは開業当時のまま。橋梁の左岸(琴平寄り)にある遊歩道から200ミリ相当の望遠で撮…

ことでん琴平線の羽床駅と土器川橋梁の間にある高さのある築堤は人気の撮影ポイント。琴平線の南側を平行して走る県道282号線の歩道から狙うことができる。手前は田んぼになっており、撮影した9月中旬は黄金色の稲穂が揺れていた。レ…