“自分ならどう撮るか考えろ”ユージン・スミスの活動を間近で見続けた石川武志写真展「MINAMATA ユージン・スミスへのオマージュ」

石川武志さんの写真展「MINAMATA ユージン・スミスへのオマージュ」が、2021年10月7日から開催される。

石川武志写真展「MINAMATA ユージン・スミスへのオマージュ」
© Takeshi Ishikawa

 

20世紀を代表する写真家、ユージン・スミスは、1971年から妻と共に水俣を取材し、世界に報道したことでも知られる。当時、彼のアシスタントを務めていた石川武志さんは、「お前も撮れ、自分ならどう撮るか考えろ」という彼の言葉から、ユージン・スミス本人や水俣病患者を撮影するようになった。

本展では、ユージン・スミスの水俣での生活や撮影シーンなど貴重な作品31点を展示する。世界中から反響を呼んだ夫妻の共著『MINAMATA』がどのようにして制作されたのか、3年間にわたって生活を共にしながら間近で見続けた石川さんによる写真展だ。

石川武志写真展「MINAMATA ユージン・スミスへのオマージュ」

会期 2021年10月7日 (木) 〜25日 (月)
会場 リコーイメージングスクエア東京 ギャラリーA
住所 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB (中地下1F)
時間 10:30〜17:30 (最終日は16:00まで)
休館日 火曜・水曜
料金 無料
問い合わせ リコーイメージングスクエア東京 (TEL 0570-006371)

 

 

〈文〉鬼沢幸江