懐かしのバスを最新ミラーレスで撮影した 和田浩写真展「大和路を行く 奈良交通ボンネットバス」大阪展

和田浩写真展「大和路を行く 奈良交通ボンネットバス」が、2022年7月21日からMAG 南森町アートギャラリーで開催される。

和田浩写真展「大和路を行く 奈良交通ボンネットバス」大阪展

■展示作品ギャラリー

 

長年にわたって鉄道を撮影してきた和田浩さんが、今回は“奈良交通ボンネットバス”の作品を展示する。このボンネットバスは1966年に路線バスとして運行を開始し、後に廃止となるものの復活を果たし、2013年からは再々登録されて奈良の唐招提寺や薬師寺などの定期観光用として運行されるようになった。

本展は2022年6月末から東京で開催した写真展の内容を再構成したもので、22点の作品から成る。使用したカメラは「OM SYSTEM OM-1」や「ニコン Z 9」など。機材にこだわりを持ち、目的に応じてカメラを使い分けているという和田さん。限定バスツアーにも参加し、懐かしの奈良交通ボンネットバスを独自の感性で表現した写真展だ。

和田浩写真展「大和路を行く 奈良交通ボンネットバス」大阪展

会期 2022年7月21日 (木) 〜26日 (火)
会場 MAG南森町アートギャラリー
住所 大阪府大阪市北区東天満2-10-16
時間 10:00〜18:00 (最終日は16:00まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ MAG南森町アートギャラリー (TEL 06-6353-1866)

 

 

和田 浩 (Hiroshi Wada)

奈良市出身、奈良市在住、奈良市勤務。学生時代は雄大な鉄道風景を求め北海道へ通い詰める。1988年、中国桂林にて広大な国土をゆく蒸機に魅せられ海外蒸機撮影を始めた。1995年、中国西安市人民政府に派遣される。滞在中、急速に変貌する現代中国の生活様式や街並みを撮り始める。帰国後は国内外を問わず、生活の中の鉄道風景をライフワークとして機材にもこだわりを持ち、途切れることなく精力的に撮り続け現在に至る。
→ 写真展スペシャルサイト

 

〈文〉鬼沢幸江