機材レポート

手持ちで鉄道を実写! リーズナブルなキヤノンの超望遠ズームと超広角レンズ実力チェック

周辺画質までこだわったコンパクトな超広角レンズ「RF16mm F2.8 STM」

「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」と同時に発表された「RF16mm F2.8 STM」は、コンパクトさがウリの超広角レンズだ。「RF50mm F1.8 STM」と同等という驚きのサイズだから、超広角域をあまり使わない人もカメラバッグに入れておくといいだろう。きっと表現の幅を広げてくれるはずだ。

鉄道写真ではパースペクティブを生かした表現のほかに、車両基地や鉄道博物館など引きのない所での車両撮影に活躍しそうだ。見た目によらずその実力も高く、周辺までシャープで歪みの少ない魅力的な描写を示した。

広い画角でパースペクティブを強調

とある地方民鉄に、引退した電気機関車が保存されていた。車両の間際まで近づける展示スタイルだったので、思い切り寄ってパースペクティブを強調する撮影を試みた。硬質な質感が周辺までシャープに再現されている。

RF16mm F2.8 STM 実写レビュー
キヤノン EOS R5 RF16mm F2.8 STM 絞りF22 1/45秒 ISO200 WB : 3900K 岳南電車・岳南富士岡駅

キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM

RF100-400mm F5.6-8 IS USM 実写レビュー
[発売日] 2021年10月28日 [参考価格] 90,500円 (税込) [マウント] キヤノンRFマウント [レンズ構成] 9群12枚 [最短撮影距離] 200mm時 0.88m、100mm時 1.2m [最大撮影倍率] 400mm時 0.41倍 [フィルター径] φ67mm [絞り羽根] 9枚 (円形絞り) [最大径×長さ] 約φ79.5×164.7mm [質量] 約635g

キヤノン RF16mm F2.8 STM

RF16mm F2.8 STM 実写レビュー
[発売日] 2021年10月28日 [参考価格] 41,800円 (税込) [マウント] キヤノンRFマウント [レンズ構成] 7群9枚 [最短撮影距離] 0.13m [最大撮影倍率] 0.26倍 [フィルター径] φ43mm [絞り羽根] 7枚 (円形絞り) [最大径×長さ] 約φ69.2×40.2mm (収納時) [質量] 約165g

 

※参考価格は記事執筆時点の量販店価格です。

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