DJIの民生用ドローン「Mavic」が進化した「Mavic 3」が登場。画期的だった「Mavic 2」よりもさらにカメラ機能が強化された。はるか上空からの絶景を撮るべく「Mavic 3」を飛ばしてみた。
高性能カメラを搭載し、コンパクトに折り畳める
現在、民生用ドローンを代表するモデルといえばDJIの「Mavic」だ。「Mavic 3」は同シリーズ三世代目となるモデル。折り畳み式アームでコンパクト、高性能なカメラを懸架する。オプション類も充実している。
「Mavic 2」よりセンサーが進化してさらに安全に
先代「Mavic 2」(左) と大きさは変わらない。どちらもアームを折り畳めばギュッとコンパクトに。「Mavic 3」では上方向のビジョンセンサーが新たに備わり、障害物センサーは全方向をカバーするようになった。
ドローングラファーが求めた広い画角と高画質を実現
トピックはカメラ部の進化だ。“ハッセルブラッドカメラ”は、4/3型2000万画素のCMOSセンサーと35mm判換算24mm相当の単焦点レンズを搭載。1型センサーに28mm相当だった先代「Mavic 2 PRO」よりもさらに高画質で、空撮ではより広い画角での撮影が楽しめる。これは作品志向のドローングラファーのリクエストに応えたもので、実際その写りは期待を上回る。
さらに“望遠カメラ”と呼ぶサブカメラは1/2型CMOSセンサーに162mm相当のレンズを搭載。最大4倍のデジタルズームが可能で、記録や管理などの撮影に適している。うまく活用すれば作品撮りも楽しめそうだ。
まさに“飛ぶカメラ”だ
マイクロフォーサーズと同じ4/3型センサーの写りは過去の機種を凌駕する。解像度、ダイナミックレンジとも向上しており、いわゆる作品レベルの静止画撮影が存分に味わえる。
24mm相当と162mm相当のデュアルレンズを新採用
メインカメラ“ハッセルブラッドカメラ”は35mm判換算で24mm相当に。「Mavic 2 PRO」が28mm相当だったので、より広い画角を求めるユーザーの声に応えている。メカシャッターおよび絞り機構を備える。メインカメラ上部にはサブカメラの“望遠カメラ”を配置する。
新たに搭載された望遠カメラで撮影したのがこちら。画質は相応レベルだが、記録や管理用なら不満は感じないだろう。
動画は5Kに対応
動画の最高画質は5.1K/50pを実現。4Kでは60pでの撮影が可能となる (4K/120pはスローモーション)。フォーマットはMP4およびMOVに対応する。4/3型センサーによる圧倒的画質の動画撮影が楽しめる。
バッテリー容量が増え、飛行時間がアップした
飛行時間も31分だったものが一挙に46分となり、じっくり被写体と対峙できる。安全性対策もDJIらしく万全で、気持ち的にも余裕あるフライトが楽しめるモデルになっている。
スマホと組み合わせて使うコントローラー
コントローラーは最近のDJI民生用ドローンと同じく、スマートフォンを本体上部に装着する。ディスプレイの視認性や操作性は、下部に装着するタイプよりもはるかによい。
DJI Mavic 3
参考価格
標準版 : 253,000円 (税込)
Fly More コンボ : 341,000円 (税込)
Cine Premiumコンボ : 583,000円 (税込)SPEC
[運用限界高度] 6000m (海抜) [最大飛行時間] 46分 (無風時) [内部ストレージ] 8GB [展開時サイズ] 長さ347.5×幅283×高さ107.7mm (プロペラなし) [離陸重量] 895g