ズームレンズ一体型のVlogカメラ「VLOGCAM ZV-1」のコンセプトを継承し、自撮りに適したワイドズームを搭載した「VLOGCAM ZV-1 II」が新登場。Vlog機能もブラッシュアップされ、動画から静止画までシームレスに撮影できる。
映像制作機能が充実したコンパクトなVlogカメラ
自撮りに適したワイド端18mm相当のズームレンズを搭載した「VLOGCAM ZV-1 II」が登場。前モデルの「VLOGCAM ZV-1」は24-70mm相当の標準ズームが搭載され、Vlogには広角側が物足りない印象だったが、複数人の自撮りも余裕で楽しめるワイドズームに変更された。
センサーや画像処理エンジンは前モデルを踏襲。動画撮影時の手ブレ補正機能はとても優秀だ。4K動画やアンチディストーションシャッターにも対応し、画質性能も高い。
木漏れ日のシチュエーションを階調豊かに描く
サイバーショットRXシリーズで定評のある1.0型センサーとBIONZ Xにより、写真画質は文句なし。木漏れ日の状況もきれいに再現された。Vlogカメラの位置づけだが、スチルカメラとしても満足できる。
映画のような表現が簡単に楽しめるシネマティックVlog
また、新たにシネマティックVlog設定が搭載された。コントラストや彩度、色合いをプリセットから選ぶだけで、映画のような映像表現が手軽に楽しめる。この機能はα7シリーズにも搭載してほしいと感じた。写真にこだわりがあり、Vlogにも挑戦したいユーザーにオススメだ。
映画のワンシーンのように表現できる
シネマティックVlog設定で撮影。「2.35:1」のシネマスコープサイズ、映画でよく使われる秒24コマのフレームレートに設定される。好みの仕上がりをプリセットから選択して、臨場感あふれる動画撮影が楽しめる。
背景まで取り入れた自撮りが可能
動画撮影に欠かせない必須アイテム
手元でズームや撮影操作ができるシューティンググリップを用意。小型三脚としても使え、自撮りだけでなく、写真撮影にも重宝する。最近はやりの縦位置動画にも対応。
自撮りがしやすいワイドズームを搭載
前モデルの「VLOGCAM ZV-1」では24-70mm相当のズームレンズを搭載していたが、「VLOGCAM ZV-1 II」ではスマホ世代を意識した18-50mm相当のワイドズームを採用。複数人で自撮りをしても画面に入る画角だ。
SONY VLOGCAM ZV-1 II
発売日 2023年6月23日
参考価格 本体 119,900円、シューティンググリップキット 136,400円
有効画素数 静止画時 最大約2010万画素、動画時 最大約1680万画素
撮像素子 メモリー一体 1.0型 積層型CMOSセンサー Exmor RS
画像処理エンジン BIONZ X
レンズ ZEISS Vario-Sonnar T* 18-50mm相当 F1.8-4
AFシステム 位相差+コントラスト (静止画時 位相差最大315点、動画時 位相差最大273点)
手ブレ補正 電子式
液晶モニター 3.0型 約92万ドット (バリアングル式 タッチパネル)
動画性能 4K/30P、フルHD/120P対応
大きさ (幅×高さ×奥行き) 約105.5×60.0×46.7mm
質量 約266g (本体のみ)、約292g (バッテリー、メモリーカードを含む)
※参考価格は記事公開時点のソニーストア価格 (税込) です。