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【まもなく開催!】夏の祭典「阿波おどり」の躍動感を伝える撮影テクニック3つ

日本を代表する夏の祭典「阿波おどり」。そのなかでも最大級の規模を誇るのが徳島県徳島市の阿波おどりで、2019年は8月12日から15日の4日間、18時から催されます。また今年は、南内町演舞場のみで実施していた阿波おどり振興協会による“総おどり”が、日替わりで4つの有料演舞場で楽しめるようになりました。ぜひ本記事を参考に躍動感あふれる一枚を撮ってくださいね。

 

 

目次

【阿波おどりの撮り方①】艶やかな「女踊り」は望遠レンズで切り取る

・【阿波おどりの撮り方②】キメのポーズを狙って撮る

【阿波おどりの撮り方③】ダイナミックな「男踊り」はスローシンクロで動感を引き出す

 

【阿波おどりの撮り方①】艶やかな「女踊り」は望遠レンズで切り取る

 

隊列を組んだ女性が規則正しい動きを繰り返す「女踊り」は踊りのパターンを理解して、シャッターチャンスをつかみましょう。特に、女踊りは常に両腕を顔より高い位置に上げて舞うため、撮る角度、撮るタイミングによっては踊り手の顔が隠れてしまうので注意が必要です。撮影する際は、瞬時にズームアップできる望遠ズームレンズや高倍率ズームレンズが便利。ただし、アップで狙う場合は踊りの命である手が画面から切れないようにフレーミングします。

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/258192/

 

【阿波おどりの撮り方②】キメのポーズを狙って撮る

 

演目の節目となる瞬間、または演目が一巡したところで見せる「キメ」。このキメの瞬間は激しく続いた動きが緩慢になったり、止まったりするので、絶好のシャッターチャンスとなります。踊り手が規則正しく並び、シンクロする密集隊形は望遠レンズで離れた所から正面気味に狙ってみましょう(沿道から撮る場合、近くまで来ると、斜めないし横から撮ることになり、踊り手が規則正しく並ぶ様子を撮れなくなってしまうので)。また、街頭に設けられた「おどり広場」では、じっくりと狙いを定めることができます。

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/258217/

 

【阿波おどりの撮り方③】ダイナミックな「男踊り」はスローシンクロで動感を引き出す

 

ダイナミックな「男踊り」はスローシンクロで動感を引き出す撮り方がオススメ。スローシンクロ撮影とは、シャッター速度を遅く設定して周囲をブラしつつ、ストロボ光が照らす被写体だけ、ピタッと止めて写す撮影手法のこと。シャッター速度の設定により背景や光源の写り方が大きく変わるので、1/8秒で動感の感じられるブレにしたり、1/2秒で光のブレの中に被写体が浮き上がるような写真にするなど、いろいろと試してみましょう。

詳しくはこちら→ https://getnavi.jp/capa/special/258223/

 

夏の祭典といえば阿波踊りですね。編み笠をかぶり、揃いのゆかたを着た女性が艶やかに踊る「女踊り」と、法被やゆかたを尻からげに着た男性が力強く踊る「男踊り」。それぞれの特徴を上手にとらえて撮影を楽しみましょう!

 

【2019年 阿波おどり開催日時】

徳島県徳島市 阿波おどり:2019年8/12~15

東京高円寺 阿波おどり:2019年8/24,25

南越谷阿波踊り:2018年8/24,25