夏といえばやっぱり海ですよね! もちろん海水浴や磯遊びもいいですが、海はさまざまな表情を見せてくれるとっても魅力的な被写体なんです。そこで今回は、写真撮影におすすめの海の穴場スポットを撮影地マップからピックアップしました!
※撮影時は安全を最優先に考え、十分に注意してください
①干潟模様が美しい「御輿来海岸」(熊本県)
宇土半島の北側に位置する御輿来(おこしき)海岸。風と波によって形成される美しい砂紋と夕日を組み合わせて撮影できる日は年間を通しても数えるほどしかないので、干潮の時間等を事前にしっかりと調べましょう。望遠レンズで魅力的な部分だけを狙うのがポイント。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/okoshiki-kaigan/
②母島の穴場ポイント「蓬莱根海岸」(東京都)
母島にある都道の最南端から小富士へ向かう南崎遊歩道の途中にある穴場スポット。白い砂と奇岩の屹立した景観は、まさに「蓬莱」の名のとおりで、海上にある仙人の住まいを思わせます。この場所は穴場というだけあって、干潮時に磯伝いに岩礁を歩かなければ行けない場所にあり、ヒザまで海水に浸ることもあるので、無理は禁物。撮影に夢中になりすぎると、潮が満ちて帰れなくなることもあるので注意しましょう。実は浜辺の近くには美しい珊瑚礁があり、幻想的な雰囲気の中で色鮮やかな魚に出会えるシュノーケリングスポットにもなっています。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/hourainekaigan/
③荒波寄せる浦富海岸の「鴨ヶ磯」(鳥取県)
浦富海岸は「山陰海岸ジオパーク」に指定されており、岩礁が点在するダイナミックな海風景が魅力的です。県道155号線沿いの鴨ヶ磯展望台から遊歩道を20分ほど下った鴨ヶ磯、そして国道178号線沿いの駐車場から撮影できる西脇海岸がオススメで、特に鴨ヶ磯は浦富海岸の中でも屈指のビューポイントです。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/uradomekaigankokamogaiso/
④「荒崎海岸」の夕景(神奈川県)
いくつもの鋭利な岩が海へと向かって伸びる荒崎海岸。夕日の撮影ポイントとしても有名で、奇岩越しに太陽が沈む光景は美しく、伊豆半島や富士山なども眺められます。日没と満潮が重なるときに訪れると写真に迫力が出ます。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/arasaki_kaigan/
⑤「大洗海岸」の星空(茨城県)
真東を向いている大洗海岸は美しい日の出を見ることができ、海中の白い石鳥居(神磯鳥居)越しの初日の出が見られる初日の出スポットとしても有名です。星空と海を絡めて撮影する際も、この神磯鳥居が良いアクセントになります。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/oarai_kaigan/
⑥奇岩がそびえる「ぐしちゃん浜」(沖縄県)
沖縄の超穴場スポット「ぐしちゃん浜」。夏のシーズン中でも訪れる人はそれほど多くなく、静かに撮影を楽しめます。砂浜や岩礁、草などが入り混じった海岸には大きく突き出た岩が点在しているので、動き回ってベストな角度を見つけましょう。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/gushichanhama/
⑦どこまでも白い砂浜続く「百合が浜」(鹿児島県)
鹿児島県最南端の島、与論島。その海は沖縄に負けないほどの透明度を保ち、手つかずの自然が残されています。特に干潮時(春~夏にかけての中潮、大潮)に現れる百合が浜は圧巻。島の東にある大久金海岸の沖合いに浮かぶ幻の砂浜で、真っ白な砂浜がどこまでも続きます。また大久金海岸の南端の岩場に空いた穴も人気の撮影ポイント。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/yoron-yurigahama/
⑧石垣島北部の「平久保半島」にあるビーチ(沖縄県)
石垣島北部の平久保半島は人気(ひとけ)のない美しいビーチがたくさんあります。平野や明石海岸が有名ですが、細い小径を抜けてゆくと絶好のプライベートビーチと出会えるのもこのあたりのよいところ。モンパノキやアダンなどの海岸植物を前景にして広がりを出したり、朝日や夕日と共に狙うことができます。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/ishigakijima_hirakubopeninsula/
⑨朝日が昇る「大淀・小淀」(静岡県)
亀の甲羅のような奇岩が連なる大淀・小淀は城ヶ崎海岸の隠れた撮影スポットです。東側を向いているため、沖合に浮かぶ伊豆大島を入れながら朝日が昇るシーンを写せます。幻想的な雰囲気の写真に仕上げるためスローシャッターで捉えるのがポイント。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/oyodo_koyodo/
⑩積丹ブルーの日本海と海岸線が一望できる「積丹美国黄金岬」(北海道)
美国港の先から海へ突き出した黄金岬へは遊歩道が整備され、先端にある展望台から「積丹ブルー」と呼ばれる青く澄んだ日本海と断崖絶壁が続く海岸線を望むことができます。観光船や夏季にはウニ漁の小船の姿も見られます。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/shakotan-ougonmisaki/
⑪港町・小樽らしい光景が見られる「小樽祝津パノラマ展望台」(北海道)
一面に日本海が広がる高台にある展望台からは、赤と白が印象的な日和山灯台、鰊御殿、自然の湾を活用した海獣の展示が特徴的なおたる水族館を見下ろすことができ、タイミングによっては海上に漁船やフェリー、ヨットなど港町小樽らしい光景を目にすることができます。
撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/otaru-shukutsu-panorama/
⑫トワイライトの「竜串海岸」(高知県)
暮れなずむころの竜串海岸。たくさんの奇岩がつくる海岸線に自然の不思議さと奥深さを感じることができます。上の写真はトワイライト時の撮影。自然が心を持って現代アートをつくり上げたかのように見える奇岩怪石の印象を、おどろおどろしい雲も高めてくれています。ただし、ここは海岸の岩場で外灯ももないため、夜間撮影には細心の注意が必要。