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財布にやさしくなったトキナー等倍マクロと超広角ズームをさっそく触ってきた【Inter BEE 2019】

2019年11月13日(水)〜15日(金)の3日間、千葉の幕張メッセで開催された「Inter BEE 2019」(International Broadcast Equipment Exhibition 2019 = 2019年 国際放送機器展)。音と映像と通信のプロフェッショナル向け展示会だが、会場にはアマチュアにおすすめの写真機材も数多く展示されていた。会場で見つけた注目のアイテムやユニークな製品をピックアップして紹介する。

【ケンコー・トキナー】スタイリッシュにリニューアルされたatx-iシリーズの新レンズがお披露目

Inter BEE 2019【ケンコー・トキナー】Inter BEE 2019【ケンコー・トキナー】atx-iシリーズ

ケンコー・トキナーのブースでは、トキナーレンズ「atx-i 11-16mm F2.8 CF」と「atx-i 100mm F2.8 FF MACRO」が展示されていた。

大口径超広角ズームレンズ「atx-i 11-16mm F2.8 CF」は2019年11月8日に発売されたばかりの、ホカホカの新製品。また、等倍マクロレンズ「atx-i 100mm F2.8 FF MACRO」は、11月15日の正式発表に先がけての展示だ。直近の展示会ということで参考出品という形でお披露目となったようだが、atx-iシリーズに対する自信と意気込みがうかがえる。

 

Inter BEE 2019【ケンコー・トキナー】atx-i 11-16mm F2.8 CF
▲APS-Cフォーマットの大口径超広角ズームレンズ「atx-i 11-16mm F2.8 CF」。対応マウントはキヤノンEF、ニコンF。希望小売価格は56,000円(税別)。

 

Inter BEE 2019【ケンコー・トキナー】atx-i 100mm F2.8 FF MACRO
▲フルサイズ対応の等倍マクロレンズ「atx-i 100mm F2.8 FF MACRO」。こちらも対応マウントはキヤノンEFとニコンFで、希望小売価格56,000円(税別)。

 

atx-iシリーズは、トキナーレンズの新シリーズで、従来のAT-Xシリーズの中からユニークな機種をピックアップし、外観・性能・価格を見直して最新のデジタル一眼レフカメラにフィットさせたもの。光学系は従来モデルと変わっていないものの、ゴツゴツした男性的な印象から、すっきりとスタイリッシュになって、軽やかさが感じられるようになったのは好感が持てる。

 

 

〈文〉柴田 誠