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おすすめ「梅」撮影スポット8選!――まだ冬の寒さが残る頃に咲きだすとっておきの被写体

季節の変わり目は肌で気温の変化を感じるだけでなく、被写体の変化を見て気づくこともありますよね。春の桜の少し前、まだ冬の寒さが残る頃に咲きだす梅もその1つ。今回は「梅」のおすすめ撮影スポットを撮影地マップからピックアップしました。

 

(1)花見山(福島県)

桜や梅、ハナモモ、レンギョウ、モクレンなどの花々が一斉に咲き乱れる花見山。シーズンを迎えると多くの観光客で混雑するため、人の少ない早朝または午前中の早い時間帯に訪れるのがベスト。花々の間を縫うようにいくつかの遊歩道が整備されていますが、山頂までは勾配のきつい箇所もあってやや健脚向き。体力に自信のない人は鈴ヶ入川沿いが撮りやすいです。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/fukushima-hanamiyama/

 

(2)斜面を埋め尽くす箕郷梅林の梅(群馬県)

東日本一の梅の産地である群馬県高崎市。箕郷梅林は、榛名梅林、秋間梅林とともに「群馬三大梅林」と呼ばれています。榛名山の南東山麓の扇状地に位置することから関東平野を一望し、開花時期の2月下旬~3月中旬にかけて、辺り一帯の斜面を約10万本の梅の白い花が埋めつくします。関東平野を一望できるのは展望台がベスト。周囲を散策して、遠くの山並みを入れるなど自分だけのアングルを見つけるのも楽しいです。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/misatoume/

 

(3)世田谷区 羽根木公園の梅(東京都)

小田急線梅ヶ丘駅から徒歩5分のところにある公園で、梅林が有名。しかし、梅ヶ丘という地名が先であり、それにちなんで、1967(昭和42)年に55本が植えられ、現在では650本、60品種あります。入口からは階段を登り、高低差を利用して梅林を見上げたり、見下ろしたりもできます。開花時期に合わせて「せたがや梅まつり」が催され、屋台が出るなど多くの人で賑わいます。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/hanegikouen_ume/

 

(4)高尾梅郷を行くJR中央本線(東京都)

高尾駅の西、東京都と山梨県の境の小仏山へと続く旧甲州街道沿い約4.5キロメートルの区間には、関所、天神、荒井、湯の花、木下沢などの梅林が点在し、高尾梅郷と呼ばれています。2月下旬~3月上旬ころにかけて、約1万本の紅白梅が咲きます。一帯は、小仏川に沿った谷間になるので、日が差すのは日中のみ。早朝や夕方は晴れていても日陰になってしまうので、撮影は日中がベスト。写真は、荒井梅林の脇を行くJR中央本線です。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/jrchuo/

 

(5)池上梅園の梅(東京都)

東京都大田区の池上本門寺の西側の斜面地を利用し、大田区が区の花である梅を植林した梅園。現在、紅白約370本の梅を1月下旬~3月上旬ころまで楽しむことができます。園内には観賞用のデッキも整備されており、気軽に梅の花の撮影を楽しめます。デッキの中腹あたりから望むと、ボリューム感がでます。また、ほかの梅林とは違い、いろいろな色の花が混在しているので、色合いの美しいところを切り取るようにしましょう。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/ikegamibaien/

 

(6)曽我梅林の梅(神奈川県)

小田原市の東部にある不動山山麓の斜面地に広がる、曽我梅林。約3万5千本の梅が一世に咲き誇ります。開花時期は2月中旬~3月上旬ころ。梅林は、不動山の西の斜面から裾野一帯に点在していて、早朝から日中にかけては順光で、日中から夕方にかけては逆光の写真が撮りやすいです。天気が良い日には富士山を望むことも。また、梅林の中をJR御殿場線が走っていて、梅絡みの列車を撮ることもできます。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/sogabairin/

 

(7)梅が咲き乱れる圧巻の湯河原梅林(神奈川県)

幕山の南麓斜面にある湯河原梅林では、約4000本もの紅白の梅が咲き誇ります。梅林内には遊歩道が整備されていて、さまざまな場所から幕山の切り立った断崖と梅を組み合わせて撮ることが可能です。遊歩道の上部は傾斜が急な場所もあるので、しっかりとした靴で撮影に出かけましょう。例年の見ごろは2月中旬~3月上旬ころです。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/yugawara_kanagawa/

 

(8)岩本山公園の紅梅と富士山(静岡県)

富士市の西部、200メートルほどの丘陵地を利用して整備された自然公園。園内には、約400本の梅が植えられており、2月中旬~3月上旬にかけて雪をかぶった富士山をバックに梅の花を狙えます。人気は青空をバックに聳える富士山とのコラボレーション。その場合、概ね順光となる10時以降がベスト。なお、気温が上がってくると富士山に雲がかかることも多いので、遅くとも午後早めの時間帯に狙いましょう。

撮影地の詳しい情報はこちら→ https://getnavi.jp/capa/guide/iwamotoyama/