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Vloggerに学ぶ一眼カメラVlog入門⑦ Vlogにオススメのカメラは?

前回は、Vlogを実際に始めるにあたって必要となる知識を解説しました。今回は、Vlogにオススメのカメラを紹介します。

 

こだわりのVloggerたちに学ぶ一眼カメラVlog入門

 

Vlog用を謳うカメラが増加中!

高まる動画需要もあってか、相次いでVlog用を謳ったデジタルカメラの発表が続いている。さっそく専用カメラを実際に試してみた。

ソニー VLOGCAM ZV-1

 

ソニー VLOGCAM ZV-1

ソニー VLOGCAM ZV-1
[参考価格] ボディ 99,900円、シューティンググリップキット 113,900円 (いずれも税込)

 

RX100譲りの高い質感のレンズ一体式Vlog専用カメラ

外観は高級コンデジRX100シリーズによく似ている。屋外撮影で風切り音を減らすウィンドスクリーンが付属するほか、一眼レフっぽく撮れるワンプッシュ「背景ぼけ切り換え」、グッズ紹介動画に便利な「商品レビュー」設定、自撮りの際の録画ミスを防ぐ「前面録画ランプ」、シネマライクな動画に欠かせない「ビルトインND」など、Vlog撮影に便利な機能が詰まった一台になっている。

マニュアル1/5秒に設定して動画撮影。動きがある被写体を撮影すると残像表現ができる。記録フレームレートの1/3程度にシャッター速度を設定するとよい。

 

専用グリップがBluetooth接続で快適

実際に使うと、起動が非常に速く撮りたい瞬間を撮り逃さない。また、Bluetooth接続により専用シューティンググリップ (別売) からズームなどができ、本体から離れての操作も可能だ。ただ、本体のバッテリーが小容量なので長時間撮影にはやや不向きだ。

 

VLOGCAM ZV-1
Bluetooth接続により、動画RECやズームまでできる。使用しないときはLOCKにして電池消耗を抑えよう。

 

VLOGCAM ZV-1
液晶を開くだけで電源が入り、即撮影可能。自撮り時は液晶が垂直でないと逆方向に回転するためカメラのアングルで調整が必要。

 

パナソニック LUMIX G100

パナソニック LUMIX G100
[参考価格] Kキット (12-32mmレンズキット) 111,100円、Vキット (12-32mm + トライポッドグリップ) 116,600円 (いずれも税込)

 

録音機能も充実、高品質な動画を気軽に撮影できるVlog用ミラーレス

G100はセンサーがマイクロフォーサーズ。そしてレンズ交換ができることから、たいへん自由度が高い。ボディには3つの内蔵マイクが搭載されており、5つのサウンドモードで撮影シーンに合わせて指向性を切り替えることができる。

新搭載のトラッキングモードでは、顔・瞳認識AFと画角に連動して収音範囲を自動で調整できる。さらにワンタッチでアプリ連携可能なスマートフォン転送ボタンを備える、縦向きの動画をスマホでも縦に再生できるなどの機能を搭載する。

フォトスタイルが多数入っており、Vlog専用のモードにはシネマ調の色味も用意されている。「風景」を使用し、空の青を強調してみた。

 

バッテリーの持ちがよく長時間撮影も快適

バッテリーの持ちが非常によく、長時間撮影でも快適。グリップはシンプルで使いやすく、スリープが手元でできて便利。ただ有線接続なのが残念。ここはワイヤレスにしてほしかった。

 

LUMIX G100
RECとシャッターボタンが前面にあり、左側面のSLEEPボタンで不要時は電源を止めておける。本体とはケーブル接続となる。

 

LUMIX G100
自撮りは45°までチルトが可能なので非常に使いやすかった。グリップは小型の三脚としても使える。

 

まだある! オススメVlog用カメラ

富士フイルム X-T4

手ブレ補正が強力で、富士フイルム独自のフィルムシミュレーションは発色が良く、撮影後の編集で色調整をする時間を短縮できる。

FUJIFILM X-T4
[参考価格] ボディ 224,950円 (税込)

 

シグマ fp

フルサイズセンサー搭載にもかかわらず非常にコンパクトで、ジンバルやモニターなどを扱って撮影するときも扱いやすい。

SIGMA fp
[参考価格] ボディ 204,440円 (税込)

 

 

※参考価格は記事制作時のものです。