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これはもう動く絵画だ!? 使っていないカメラの機能で遊んでみた

皆さんがお持ちのカメラには様々な撮影機能や編集機能が採用されているが、そのすべてを日常的に使用される方は、ほとんどいらっしゃらないだろう。ここでは「使用されていない率1位では」と想像される画像編集処理機能と、写真専門家も滅多に使わない動画撮影機能を組み合わせた作例をご覧いただこう。

 

「動画+画像エフェクト機能」でオモシロい世界を造ろう

ご覧いただくのはニコンD5500ダブルズームキットで、撮影モードやエフェクト効果を選択設定した以外は、完全にカメラまかせで撮影したもの。撮影時のシャッタースピードや絞りなども特に設定していない。

 

様々な画像エフェクト機能の中で「カラースケッチ」「絵画調」「水彩画風」「ペイント」などと呼ばれる機能は、観光バスや回転ブランコのようなカラフルな被写体だと、効果のほどが実感できる。それが動画として連続再生されると、とても面白い表現になる。

 

バスや船など動きのある被写体をインターバル撮影してタイムラプス動画に編集すると、時間の経過により動く様子がとらえられる。さらに「トイカメラ風」と呼ばれる画角周辺をぼかす画像処理を加えてみた。

 

繰り返しになるが、どちらの動画もカメラの各種設定は最低限で、ほぼカメラまかせの状態で撮っている。それでもこれだけ面白い表現ができる。こんな遊び方もたまには良いのでは。