花にグッと迫るのがコツ! 標準ズームの活用法
オールマイティーに撮影できるからお散歩スナップにおすすめ
標準ズームは広角や望遠のように強い個性は出しにくいものの、両方の特徴を備えているのでオールマイティーに撮影できます。レンズ1本だけ持って近所で気軽に撮影するときに便利です。広角ズーム、標準ズームのどちらも最短撮影距離が短く、開放F値が明るいレンズがオススメです。
標準ズームで桜に迫りPL効果でメリハリを付ける
標準画角である50mm相当で撮影。開放F値が明るめのレンズなので、桜に迫ると背景が気持ちよくぼける。そのボケの間から青空が覗いていたので、PLフィルターを使って空色をクッキリとした青色にし、春らしい暖かさを強調した。
■PLフィルター使用
■PLフィルターなし
イメージどおりの青空をPLフィルターで再現
PLフィルターは青空の濃度を強めたり、光の反射を除去することができる。レンズに装着したら、指先で前枠を回転させて効果を確認しながら調整する。花撮影に欠かせないアイテムだ。
自分のレンズの最大撮影倍率を知っておこう!
クローズアップをするなら使用するレンズの最大撮影倍率を知っておこう。マクロレンズのような1倍や0.5倍には及ばなくとも、同じような焦点距離を持つ標準ズームで最大撮影倍率が大きめのレンズなら、マクロレンズに近い大きさで撮れる。
次回は、望遠ズーム&単焦点レンズの花マクロ活用法を紹介します。