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都立唯一の芸術専門高校生が撮る“写真の世界” 高校写真部の今を取材しました!

全国の頑張る写真部を紹介するこの企画。今回は独特な世界感の作品を作り続ける、東京都立総合芸術高等学校・写真部。日ごろはどんな活動をしているのでしょうか。取材しました!

We’re 写真部#2 東京都立総合芸術高等学校

東京都立総合芸術高等学校は、東京都新宿区にある都立学校では唯一の芸術専門高校。学校の総生徒数は500名ほどで、平成22年に創立された学校です。美術科・舞台表現科・音楽科の3つの学科に分かれており、自由な発想のもと学生生活を過ごしています。

 

左から:横谷音羽さん、佐藤千夏さん、中川哲平さん、平田栞奈さん、金子野原さん、錢谷美怜さん

今回取材したのは6名。2年生が1人、1年生が5人で、全員美術科所属です。

活動日は毎週火曜日の15:30から17:00までと、短いにも関わらず、数々のコンテストで名前を聞く写真部。1年間の活動スケジュールは、文化祭や学校で行われるイベントの撮影、夏の写真甲子園、冬のTopEyeサミットなどのコンテストを中心としています。

部長に突撃インタビュー! 金子野原さん(美術科・彫刻専攻)

金子さんは初心者にも関わらず、2年生の今年に写真甲子園に出場。現在愛用しているカメラは、大会出場で手にしたキヤノン EOS M200。入部のきっかけは、廊下に展示されていた先輩たちの写真に憧れたから。一年生の時はコロナのため思うような活動ができなかったが、今は家の周りや、自分の美術作品を撮るのが楽しいとのこと。

 

多くの部員の入部理由は「活動時間が自由だから」

写真部員の多くが所属する美術科には日本画、油彩画、彫刻、デザイン、映像の5つの専攻があり、バラバラな分野で毎日勉強や作品制作に励んでいます。自分の専門分野を勉強しているなか、部活動をやりたいと考えた時に自由な時間で活動できる写真部に多くの生徒が魅力を感じたとのこと。

一年生の錢谷美怜さんはデザイン専攻。自身が勉強するデザインを発表する際に、制作するポートフォリオに写真でも活かせるのではないかと考え、入部を決意した。最近は弟のポートレートにハマっている。

同学年の中川哲平さんは油絵専攻。もともと写真に興味があり、入部を決めた。愛機のRICOH GR IIIを片手に、憧れの森山大道さんのようにスナップ写真に夢中。

部室でやらなきゃいけないことはない

日ごろの活動としては、顧問の大久保至先生に最近撮影したお気に入りの写真を部員全員が送り、火曜日の活動時間にモニターを通してみんなで見てコメントし合う「講評会」が行われています。みんなの作品をみんなで見て、意見するからこそ、活動時間が限られていても成長し合えるのだと思いました。

先生や生徒は口を揃えて「部室でやらなきゃいけないことはない」と言っていたのが印象的でした。コロナ禍で思うように部員共同での制作が難しい中、今の時代に合った写真部の形がそこにはありました。

今みんなで挑戦しているのは、校内で撮るポートレートと、共同での組み写真とのこと。

2023年の写真甲子園に出場が決まっている、東京都立総合芸術高校・写真部の夏が楽しみです。

 

元気な写真部大募集!

部員が1人でも大丈夫! 皆さんの活動を紹介します。全国に君たちの思いを届けよう。写真部はみんながレギュラーだ!

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ワン・パブリッシング CAPA 編集部 「高校写真部」募集係