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圧倒的な品数! 選ぶ楽しさを実感できる「フジヤカメラ本店」へ行ってきた

カメラ好きなら知らない人はいない、中野の名店「フジヤカメラ本店」。2フロアで展開し、新品も中古も扱う。そして中古の在庫は豊富で、最新デジタルから舶来クラシックまでずらりと並ぶ。

カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店

フロアは1階と2階、メーカーごとに階を分けて陳列

1階はキヤノン、ソニー、マイクロフォーサーズ、Lマウント、コンパクトデジカメのフロア。店内は広くて見やすい。2階はニコン、富士フイルム、ペンタックス、フィルムカメラ、舶来などが並ぶ。フィルムは2階で購入できる。

カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店
1階
カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店
2階

デジタルカメラ&AFレンズを中心にラインアップ

中心となっているのはデジタルだ。

「特にデジタルに力を入れているわけではありませんが、フィルムカメラを下取りに出す方が少なくなり、自然とデジタル中心になりました」と本店副店長の小川さん。

中古デジタルは圧倒的にミラーレスと思いきや、一眼レフの需要も衰えていないとのこと。

キヤノン EOS 5D Mark IVニコン D850はまだまだ人気があります。一眼レフのシステムを組まれた方は、ミラーレスより一眼レフを選ぶケースが目立ちます。ミラーレスを使ったけど合わず、一眼レフに戻る方もいますね」

ミラーレスはキヤノン、ニコン、ソニーが人気。続いて富士フイルム。ソニーは「α7 III」や「α7 IV」が売れている。YouTuberが使っているのを見て買いに来る若い人が多いとか。

デジタル一眼レフや各種レンズは潤沢な品揃え

ミラーレス全盛だが、一眼レフもよく動くそうだ。「キヤノン EOS 5D Mark IV」は、「EOS 7D」クラスからステップアップする人に需要がある。また各種レンズも豊富で、取材時はEF70-200mmの在庫が多く、状態や予算で選べる。

カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店

カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店

キヤノン、ニコン、ソニーが不動の人気

人気が高いのは、やはりこの3社。長年、キヤノンやニコンを使い続けいている常連も多いとか。ソニーは「α7 III」が16~17万円。オールドレンズ用に初代「α7」や「α7 II」も売れている。

カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店

新品も販売、中古との価格差や状態などを見比べての購入が可能

新品と中古の両方を扱う同店は、「使っていた機材を下取りに出して購入するとお得」と小川さんは話す。下取りで新品を購入する人、下取りで中古を選ぶ人、どちらもいるそうだ。同一メーカーは新品と中古のショーケースが隣同士なので、価格差がすぐにわかる。とても選びやすくて、快適に購入できる点も嬉しい。

デジタルライカが多数在庫、舶来品も取り扱う

ライカやハッセルブラッドなど舶来の中古も扱う。特にライカは増えているそうだ。ライカM11シリーズは中古でも110万円以上と高価だが、下取り価格も高いため買い替えもしやすい。

カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店

副店長のおすすめはコレ!

上級機からエントリー機まで揃うニコンZシリーズ

フラッグシップの「Z 9」からAPS-Cの「Z 30」まで豊富に選べる。「Z 8」は、新品が待たずに購入できるようになってから中古が増加。価格は51万円前後。「Z 7II」は良品ABで26万9,500円、携帯性に優れた高画素機が欲しい人に最適だ。クラシカルなスタイルが魅力の「Z fc」は8~9万円。

カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店

見つけた! 藤井カメラマンの気になる商品

シグマ dp1 Quattro

撮像素子に三層構造を持つFoveon X3と28mm相当のレンズを搭載する個性派APS-Cコンパクト。高感度やAF速度などは強くないが、驚くほど高い解像力と独特の仕上がりは、このカメラならではの魅力。元箱やフード付きで11万7,700円。

カメラ屋エクスプローラー:フジヤカメラ本店

※掲載した商品や価格は取材時のものです。

フジヤカメラ本店

住所 東京都中野区中野5-61-1 中野タツミビル
営業時間 10:00〜20:30
定休日 年中無休
TEL [1F] 03-5318-2241 [2F] 03-5318-2222
アクセス 中野駅から徒歩3分
URL https://www.fujiya-camera.co.jp