
2026年6月6日から7日の2日間、静岡県の富士スピードウェイにて、日本国内で唯一の24時間耐久モータースポーツイベント「NAPAC 富士24時間レース」決勝が開催されました。
CAPAでは、富士スピードウェイのご協力をいただき、このビッグイベントを舞台とした撮影セミナーを開催。日本レース写真家協会 [JRPA] 会長・小林稔先生を講師に迎え、10人の参加者が、通常はメディアやプロフォトグラファーのみが入場を許されるコースサイド撮影エリアからの撮影を体験しました。撮影セミナーとオンライン講評会の模様をレポートします。

プロフォトグラファーと同じ撮影環境を特別体験
6月6日の午後3時にスタートした富士24時間レース。一夜明けた6月7日の午前9時 (18時間経過時)、CAPAの撮影セミナーがスタート。今回の参加者10人は、コースサイドエリアへの入場許可証となるフォトグラファータバードを着用して、まずは、あこがれのGRコーナー メディアスタンドに集合しました。
テレビ中継の画面ではおなじみの撮影位置ですが、実際に同じポジションに立ち、さらには自分自身のカメラに映るファインダー画像を見つめると、その爽快感に撮影マインドは爆あがりです!

はやる気持ちを抑え、小林先生の現場レクチャーを受けながら、いざ! 撮影セミナーはスタートです。

コースサイドに約110か所あるカメラホールから撮影。プロフォトグラファーが安全に取材撮影しやすい場所に設置されているだけに、どこでカメラを構えても「いつもの観客席エリアとは環境が違い過ぎてて戸惑います!」とのコメントが聞こえました。

特別な撮影環境体験に加えて、実際の撮影ポジションでリアルタイム指導を受けられるのが、本セミナー最大のメリット。撮影場所の特性と各自の技術レベルに合わせて、小林先生からのアドバイスを聞きながら撮影体験は進みます。

撮影ポイント間の移動には、プロフォトグラファーと同じく「メディア・シャトル」を特別体験。車内では、小林先生の作例を見ながら次の撮影ポイントをガイドするミニミニレクチャーも実施。

参加者といっしょに撮影し、その場で参加者に見せながらアドバイスするのが小林先生の指導スタイル。

「まさか、現場で再生して見せてもらえるとは思っていなかったので感激です!」。流し撮りファンにとってはインパクト抜群のセミナー体験なのです。

最後の撮影ポイントはダンロップコーナー。見慣れた場所のはずなのに、コースサイドからの撮影はいつもよりも迫力5倍増しです!

コースサイドを移動しながら撮りっぱなし3時間耐久
降っては止み、止んではまた降る雨模様。レース中のマシンにも撮影者にも難しい天候の中、セミナーは進みます。撮影ポイントを移動するたびに、いつもの観客席撮影とは別次元のド迫力を感じながらシャッターを切ります。そんな夢中体験を重ねたころ、コースサイド撮影体験はあっという間の終了時刻を迎えました。
気がつけば3時間以上! 富士24時間耐久レースは、一般のスプリント戦×2レース分の撮影時間と特別体験を与えてくれました。撮影セミナーはここで終了しますが、レースはそれからまだ残り数時間を走り、24時間目のフィニッシュまで闘いを続けます。
