英・Nothing Technologyは、「Phone(3a)」や「Phone(3a) Plus」など廉価スマートフォンを開発中と噂される一方、次期フラッグシップ機「Phone(3)」に関する情報はあまり聞こえてきません。
しかし、同社は2025年の第1四半期(1月~3月)に「画期的なスマホ」を発表する可能性があることが明らかとなりました。
信頼性の高いリーカー・Evan Blass氏は、同社のカール・ペイCEOの社内メールらしきものをXでシェア。ただし、Blass氏はアカウントを非公開としているため、フォロワーしか見ることができません。
このメールでは近年、Nothingの成長は目覚ましく、2024年は同社にとって極めて重要な年だったと振り返っています。その結果、スマホおよびオーディオ業界で「最も急速に成長しているブランド」になれたそうです。
その成長が、2025年の「さらなる大きな野望」に拍車をかけているとのこと。カメラおよびソフトウェアチームを約50%拡大し、製品の性能を強化し、さらなるイノベーションの実現に向けた基盤を整えたと同CEOは述べています。そんな2025年に投入する新製品の一つがPhone(3)であるようです。
Phone(3)に関しては「ユーザーインターフェースの革新」や「AI搭載プラットフォーム」への第一歩を踏み出す模様。つまり、光るGlyphインターフェースを改良したり、Nothing OSにAIを本格的に組み込んだりすることが示唆されています。それ以上の、ハードウェア的な詳細には踏み込んでいません。
メールの最後は「第1四半期最初のイベントは、世界が大いに期待する画期的なスマートフォンの発表」で締めくくっています。文脈的にはNothing(3)とは異なる製品のようであり、もしかすると、低価格なサブブランドでの未発表製品「CMF Phone 2」が驚きのコンセプトでデビューするかもしれません。Nothing から目が離せません。
Source: Android Authority