三菱電機は、空気清浄、脱臭、除湿の3つの機能を1台に集約した空清脱臭除湿機「美空感」の新モデルとして「MJ-PHDV24YX」を発表しました。5月1日発売です。
記事のポイント
季節やライフスタイルによって変化する、様々な空気の悩みに1台で応えることを目指した一台。自分で調節しなくても、いつの間にか快適な空間をつくり、保ってくれるのはありがたいもの。より清潔に使えるようになり、小さな子どもやペットがいる家庭は安心ですね。
センサーと独自技術で「空清・脱臭・除湿」を自動最適化
室内の状況を検知し、運転を自動で最適化する「おまかせオート」モードが特徴。「湿度(+温度)センサー」「ニオイセンサー」「高感度ダスト/ホコリセンサー」という3つの高感度センサーが、湿度、温度、生活臭、PM2.5や花粉、ホコリなどを常時監視します。検知した空気状況に応じて、「除湿」「空清・脱臭」の運転バランスを960パターンの中から細やかに自動制御し、快適な室内環境の維持をサポートするとのこと。
さらに、三菱電機独自の「スマートフラップ」技術も搭載。このフラップが自動で開閉することにより、運転モードを効率的に切り替えます。
湿度が高い場合はフラップが開き、左右からの吸気を直接熱交換器へ送って効率的に除湿。空気が汚れている場合はフラップが閉じ、全ての吸気がフィルター群を通過する空清・脱臭運転に。湿度が高く空気も汚れている場合は、フラップを閉じたまま除湿も行う同時運転となり、常に状況に応じた最適な空間ケアを実行してくれるといいます。
3つの高機能フィルターで有害物質・汚れ・ニオイを除去
空気清浄・脱臭機能の要となるのが、3つの高性能フィルターシステムです。
プレフィルター(フィルターカバー): 本体の最も外側にあり、ペットの毛や比較的大きなホコリをキャッチ。
高性能HEPAフィルター: 0.3μmの微粒子を99.97%以上捕集するHEPAフィルター(※JEM1467に基づく判定基準)を採用。ウイルス・菌・花粉・ダニのアレル物質などをキャッチします。フィルター自体に付着したウイルス(※1)や菌(※2)、アレル物質(※3)を抑制する特殊加工が施されており、メンテナンス時の接触にも配慮されています。浮遊ウイルスに対しては、24m3の試験空間で27分で99%抑制する性能(※4)が確認されています。
活性炭フィルター: ナノレベルの微細な穴を持つ活性炭が、タバコ臭(※6)、ペット臭(アンモニア※7)、生ゴミ臭(酢酸※8)、建材臭(トルエン、キシレン、ホルムアルデヒドなど(※9)、料理臭(アセトアルデヒド※9)といった様々な生活臭を吸着し、脱臭します。日々のお手入れは不要ですが、使用状況に応じて約3年での交換が推奨されています(※5)。
パワフル除湿と省エネ・静音性を両立、清潔性も向上
除湿機能も強力です。三菱電機独自の「三列熱交換器」と、薄型化したサブコンデンサーにより、コンパクトながら1日あたり24.0L(※除湿強モード時)の高い除湿能力を実現。インバーター制御により、湿度に応じてパワーを自動調整するため、無駄な電力消費を抑えて省エネ運転できるとのこと。
運転音にも配慮されており、三菱電機独自の「ターボインシロッコファン」により送風音を低減。除湿弱運転時で32dB、空清・脱臭弱運転時では26dBという静音性も魅力です。
また今回の新モデルでは、ユーザーが頻繁に触れる排水タンクのふたに抗菌加工を採用。より清潔に使えるようになりました。
三菱電機
空清脱臭除湿機「美空感」 MJ-PHDV24YX
参考小売価格:14万800円(税込)